イオンは3月17日、イオンリテールが提供するMVNOサービス「イオンモバイル」で「さいてきプラン MORIMORI」のプラン改定を発表した。20GBプランで220円、30GB以上のプランで1,100円の値下げを行い、容量別の料金体系を整理する。また、シェア音声プランに1GB~3GBの容量を追加する。新料金の適用は4月1日から、シェア音声プランの追加は4月中旬予定。
「さいてきプランMORIMORI」は、12~50GBの大容量を利用するユーザーを対象として、各月のデータ残量は翌月に持ち越せ、翌月のデータ容量を手軽に変更できるようにして自身に最適な容量で利用できるプラン。12GB/14GB/20GB/30GB/40GB/50GBの容量が設定されており、10GBまでの「さいてきプラン」では容量が足りないユーザーのニーズにこたえていた。
今回の改定では、20GBプランの料金を220円値下げし、従来の12GBプランと同料金の1,958円とし、12GB/14GBの両プランは廃止する。また30GB/40GB/50GBの各プランの料金はいずれも1,100円値下げし、3,058円/4,158円/5,258円とする(いずれも料金は音声付きSIMプランのもの)。
価格改定後の音声付きSIMプラン/データプラン/シェア音声プランそれぞれの月額料金は次の表のとおり。
容量 | 音声プラン | データプラン | シェア音声プラン | 扱い |
---|---|---|---|---|
12GB | - | - | - | 廃止 |
14GB | ||||
20GB | 1,958円 | 1,738円 | 2,288円 | 220円値下げ |
30GB | 3,058円 | 2,838円 | 3,388円 | 1,100円値下げ |
40GB | 4,158円 | 3,938円 | 4,488円 | |
50GB | 5,258円 | 5,038円 | 5,588円 |
シェア音声プランは複数のSIMでプランのデータ通信容量を分け合って利用できるプラン。必須の音声付きSIM1枚に加えて最大4枚のSIMを併用でき、最大5枚のSIMカードを利用できる。表中のシェア音声プランの料金は、音声SIMカード1枚とデータSIMカード2枚で利用する場合のもの。
シェア音声プランはこれまで4GB以上のプランに提供されてきたが、4月中旬より1GB~3GBのプランでも利用できるようになる。
イオンモバイルの料金プラン変更はマイページから「料金プラン変更」をタップし、容量を選択して注意事項を確認のうえで申し込むだけと簡単だ。