テックオーシャンは3月17日、「4月入社する理系学生の本音」に関する調査結果を発表した。調査は1月13～19日、『TECH OFFER』に登録する22卒の理系学部生、理系大学院生347人を対象に行われた。

調査結果は以下の通り。まず「入社後の研修などはどのような形式で行いたいですか」と聞くと、「対面(出社)」(74.4%)、「オンライン(リモート)」(25.6%)となった。

  • 入社後の研修などはどのような形式で行いたいですか

また、「入社に向けて不安に感じている点」については、「同期より能力的に劣っているのではないか」「大学生活で培ってきたことを活かせるか不安」「大学の専攻とは違う業種、職種になったのでついていけるか不安。海外にお客さんが多いので英語に不安がある」「周りのレベルの高さについていけるか」などの声が挙がっている。

次に、「現時点で入社後に、転職をすることを考えていますか」と聞いたところ、「3年以内での転職を考えている」(4.6%)、「いずれは転職すると思う」(24.8%)、「定年まで働きたい」(24.5%)、「分からない、考えていない」(45.8%)、「その他」(0.3%)となっている。

  • 現時点で入社後に、転職をすることを考えていますか

また、転職を考えている学生からは、「転職した方が待遇が向上する可能性があるため」「もっといい会社に巡り会えると思うから」「一つの会社に長くいるより、多くを経験し、それを活かした仕事を探していきたいと思っているため」「転職は給料アップと仕事のモチベーションアップにつながる」「終身雇用が前提ではないし、転職によって自身のスキルも向上していくと思うから」などのコメントがあった。

そして、定年まで働きたいと考えている学生からは、「社内で十分に納得できるキャリアを積むことができると考えている」「女性として将来的に家庭の時間をとることを考え、長く働けて続けられる仕事を選んだから」「第一に適応して企業の力になることを考えていないようなら、転職活動もおぼつかないと考えているため」などの声が寄せられている、