経済産業省 資源エネルギー庁が3月16日に発表した石油価格調査(3月14日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週から0.6円上昇の175.2円となった。10週連続で値上がりし、2008年9月(176.2円)以来約13年6カ月ぶりの高値を記録した。
ガソリン補助金、17日から上限の25円に
都道府県別にみると、41都道府県で値上がり、1県で横ばい、5県で値下がりとなった。最も高かったのは鹿児島県の183.1円(前週182.1円)、最も安かったのは徳島県の170.0円(同170.6円)だった。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週から0.6円上昇の186.0円と、10週連続の値上がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は同0.7円上昇の154.9円と、同じく10週連続で値上がりした。
灯油18リットル当たりの店頭価格は同11円上昇の2,071円と、こちらも10週連続で値上がりした。
同庁は同日、ガソリンなどの価格高騰を抑制するために行っている石油元売り会社への補助金について、3月17日~23日は上限の1リットルあたり25円を支給すると発表した。