読売テレビ・日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』(毎週木曜22:00~)が、17日に放送される。

  • 『ダウンタウンDX』出演者=読売テレビ提供

今回は「お笑い界に新時代到来!? 地下芸人の実態!」と題し、地下ライブで腕を磨いたオズワルド、真空ジェシカ、チャンス大城、ハリウッドザコシショウ、ぺこぱ、モグライダー、ランジャタイがゲスト出演。地下ライブの実態を明かす。

ゲストたちには「事務所が変わりがち」というあるあるも。ハリウッドザコシショウは元NSCで「ケンドーコバヤシ、たむらけんじと同じエリート集団だった。ナベプロのあと、コンビを解散して。ピンでやる勇気がなくて漫画家になろうとした」と語る。モグライダー芝大輔もNSC出身。「ハリセンボン、しずると同期でした。NSCの先生が“自分もダウンタウン”みたいなツラをしてて」と怒り、松本人志から「口悪いぞ!」とツッコまれる。ランジャタイも同じくNSC出身で、国崎和也は相方の伊藤幸司を「コイツがやばいやつで……」と紹介。NSC時代の伊藤が「松本さんと発想がかぶる」と吹聴していたことも暴露される。

モグライダーの2人は、トムブラウン、メイプル超合金、カミナリも出演した地下ライブの劇場・中野Vスタジオを取材。VTRを見た国崎は「僕らもめちゃくちゃ出てる。芝さんとトークライブしたとき、ゴキブリと一緒に舞台に出ていったことがある」と話す。オズワルド伊藤俊介は「超新人ネタバトルというライブに出た際、エントリーフィー2,400円で、さらに出場芸人の平均年齢は40歳だった。M-1よりもエントリーフィーが高いんですよ!」と声を荒らげる。

人気を集めるのが難しい中、ぺこぱは地下時代から人気者だったという。浜田雅功が「面白かった?」と聞くが、スタジオからは「いやぁ〜」と声が上がる。ぺこぱ松陰寺太勇は「僕らはボーイズラブ漫才とかやってた。腐女子にしかウケない!」と認める。チャンス大城は「地下ライブは贅沢! 最終的には最も借りるのが安い公民館の和室でライブをやる!」と解説し、真空ジェシカガクも「部屋を急に真っ暗にして好きな人を言い合う恋バナを話すだけのライブもやった」と振り返る。ダウンタウンは「オレらも京都花月で、お客さん2人3人の時あったよね」と明かす。

面白いことを追求してきたという過去の地下ライブの代表例として、ライブの1カ所にブラッド・ピットの要素があるブラッド・ピッド寄席、忍者に扮した芸人が突然ステージに登場する忍者寄席などをゲストが紹介。真空ジェシカは「ぼく脳という芸人は、種から植物を育てて、植物と漫才をしていました!」と個性的なライブエピソードを披露する。地下ライブは主催者も怪しく、松陰寺は「『俺ナイナイと同期やねん』と言っている人がいた!」、国崎は「自称さんま御殿の作家の人がいて、ライブでウケたらさんま御殿に出られるとうそぶくんです!」と暴露する。

松陰寺は「地下ライブの受付はファンの子も多くて、距離が近いんです。気づいたら手を出してて、気づいたらライブに来なくなってた……」と懐かしむ。受付の女性と結婚したチャンス大城は「結婚して、息子が産まれて、別れて……。友達の地下芸人と子供が通う幼稚園で出待ちしたことがある」と話す。オズワルド畠中悠は「3次元も2次元もダメ。打ち上げられて、ピチピチと死にゆく魚にしか興奮しない芸人がいる」と地下芸人の性癖を明かす。

また、地下芸人は「大人を怒らせがち」とのことで、ぺこぱシュウペイは「ビートたけしさんと共演した際、目の前で『シュウペイでーす!』とやったら、ゴングを鳴らすハンマーで殴られた! その時のたけしさん、アウトレイジの目をしてた……」と怯える。ガクは「相方が関西の番組に出た時、週一でさんまさんと飲みに行く。月一でウッチャンナンチャンさんと新ネタライブをやっている。といった本当か嘘かわからないことを言う。楽屋でほんこんさんに相方の僕が『先輩に嘘言ったらあかんな』と怒られました!」と語る。モグライダーともしげも「僕も『高校時代、ほんこんさんに顔が似ているからほんこんといじられました』と言ったら、ほんこんさんに怒られました」と続く。チャンス大城は『すべらない話』の打ち上げで松本に「松本さん、大喜利しましょうよ!」と絡み酒をしてしまったことを告白し、それ以降酒を絶っているという。最後は国崎がダウンタウンをいじるネタを披露するが、2人の反応は。