東武鉄道は、4月1日から日光・鬼怒川エリアでの電車運行にかかる電力を実質再生可能エネルギー由来の電力に置き換えると発表した。
東武日光線下今市~東武日光間、東武鬼怒川線下今市~新藤原間で運行するすべての電車と同エリア内の駅、浅草駅から日光・鬼怒川エリアへ運行するすべての特急列車が対象となる。これらの電車と駅で使用する電力について、東京電力エナジーパートナーのFIT非化石証書を活用したメニューなど使用し、CO2排出量実質ゼロとなる電力に置き換えるとのこと。
供給される非化石証明書付電力の一部は、トラッキング付FIT非化石証書を用い、東武グループが保有する太陽光発電由来の環境価値が付いた電力を活用するほか、沿線地域の太陽光発電の環境価値も積極的に取り込み、地域の脱炭素化に貢献するとしている。
これにより、東武鉄道が提供する環境配慮型の観光MaaS「NIKKO MaaS」で利用できるEVカーシェアリングと実質再生可能エネルギー100%の電車運行を利用することで、日光・鬼怒川エリアをCO2排出量実質ゼロで周遊できるようになるという。