マルホは3月10日、足の健康や巻き爪に関する意識調査の結果を発表した。調査は1月7日〜10日、全国の20歳以上の男女400人(うち、巻き爪罹患者200人)を対象にインターネットにて行われたもの。
調査によると、コロナ禍における健康意識は81.2%が増加。一方で、足元の健康に関しては51.8%が意識していなかった。
足のトラブルを感じた際に行うことについて尋ねたところ、「病院に行く」という選択をする人は20.5%にとどまった。トラブルを感じて初めから病院に行く選択をする人に関しては13.5%までに低下している。
病院へ行かない理由については、41.2%が「自分で対処できる」、26.7%が「そのうち治ると思っている」と回答。「何科に行けば良いかわからない」という回答も34.6%見られた。
次に、靴選びの際に試し履きをするかどうか尋ねてみた。すると、51.6%が試し履きをしない事が分かった。さらに、自分に合わないと分かりながらも靴を履く人は60.1%で、巻き爪の人では70.5%にもおよんでいる。
巻き爪とは、足の爪の両端がくるっと内側に巻き込んでくる症状。原因にはさまざまなものがあるが、主には爪に加わる力のバランスが崩れること。巻き爪の人に対し、どのように対処しているか聞いたところ、「病院に行く」と答えたのはわずか7.5%だった。
巻き爪になると思う原因について尋ねてみると、32.5%が「わからない」、32.0%が「合っていない靴を履くこと」と回答した。調査では、「巻き爪は放置したり、自己流の対処をしても治りません。早めに皮膚科などの医療機関を受診しましょう」と呼びかけている。