第一生命保険は3月16日、第33回「大人になったらなりたいもの」調査の結果を発表した。調査時期は2021年12月、調査対象は全国の小学生(3~6年生)・中学生・高校生、有効回答は3,000人。
「会社員」と医療関係が人気
小学生男子の大人になったらなりたい職業は、1位「会社員」(9.6%)、2位「YouTuber/動画投稿者」(9.3%)、3位「サッカー選手」(8.1%)と、トップ3は昨年と同順位に。一方、小学生女子でも昨年に続いて「パティシエ」(13.2%)が1位となり、次いで2位「看護師」・「幼稚園の先生/保育士」(各7.2%)と続いた。
昨年と比べると、小学生男子では「医師」が6位(4.8%)、小学生女子では「看護師」が2位(7.2%)、「医師」が5位(4.7%)に入り、医療関係の職種が上位となる変化がみられた。
中学生男子は、1位「会社員」(19.1%)、2位「公務員」(7.6%)、3位「ITエンジニア/プログラマー」(6.6%)。中学生女子は、1位「会社員」(11.8%)、2位「看護師」(6.7%)、3位「医師」(6.0%)となった。
高校生男子は、1位「会社員」(22.8%)、2位「公務員」(12.7%)、「ITエンジニア/プログラマー」(8.6%)。高校生女子は、1位「会社員」(18.7%)、2位「公務員」(9.4%)、3位「看護師」(7.4%)となった。
中高生のランキングでは、昨年に続き全部門で「会社員」が1位を獲得。同調査では、「リモートワークの普及が加速したことで、働く場所を選ばない自由な働き方やワークバランスについて意識が高まっている」と推察している。
また、中学生女子では「医師」がベスト3に入ったほか、高校生女子でも「薬剤師」が10位(2.0%)ランクインするなど、医療関係の職種がすべての年代で高い人気を得た。