長崎電気軌道は14日、バリアフリーのさらなる促進をめざし、導入する新型車両6000形(6001号)について、3月24日の午後から運行開始すると発表した。座席がロングシート配置の単車型全低床電車としては世界で初の運用となり、同社において初めて、車いす専用スペースを1両2カ所設けた車両とのこと。

  • 長崎電気軌道の新型車両6000形

  • 6000形の車内

新型車両6000形の外観は、伝統である緑色を継承していく思いとともに、若葉をイメージした街に映えるスプリンググリーンのカラーリングを採用。車内は壁面のライトグレーを基調に、腰掛のブルーと相まって明るく爽快な空間とした。

定員は62人。座席数は28席。室内照明を面発光LEDを採用し、LED特有のまぶしさを軽減しつつ、明るい車内としたほか、車外の行先表示にカラーLED表示器を採用している。