コシナは3月15日、「VOIGTLÄNDER(フォクトレンダー)」ブランドの新製品として、富士フイルムXマウント向け交換レンズ「NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount」を発表した。4月ごろの発売を予定しており、メーカー希望小売価格は99,000円前後。
すでに販売中の「NOKTON 35mm F1.2 X-mount」に次ぐ、同社製レンズとしては2製品目の富士フイルムXマウント向け交換レンズ。電子接点を備えており、対応するボディではExif情報の伝達や撮影距離連動表示、ボディ内手ブレ補正やパララックス補正を利用できる。
光学系は富士フイルムXカメラのセンサーに最適化しており、両面非球面レンズ1枚と異常部分分散ガラス2枚を含む6群10枚で構成。絞り開放から解像力に優れた描写で、F1.2の明るさによる大きなボケが得られるという。フォーカスは全群繰り出し式のマニュアル仕様。ケラれにくい専用ねじ込みフードが付属しており、その他の主な仕様は以下の通り。
- 対応マウント:富士フイルムXマウント
- レンズ構成:6群10枚
- 絞り羽根:12枚(虹彩絞り)
- 絞り:F1.2~F16
- 最短撮影距離:0.18m
- 最大撮影倍率:1:4.9
- 最大径×全長:59.3×43.8mm
- 重さ:214g
- メーカー希望小売価格:99,000円