Amazon Musicは3月15日、オリジナルコンテンツの制作拠点「Amazon Music Studio Tokyo」を東京都渋谷区に開設し、運営を開始した。
「Amazon Music Studio Tokyo」は、アーティストの多様なニーズに対応する多目的スタジオ。スタジオを構成する4つのフロアには、レコーディングロッジ(スタジオ)、ポッドキャストスタジオ、撮影スペースなどを備える。ライブ配信やプライベートなレコーディング、配信プログラムの収録、ファンミーティングやインタビュー、撮影などさまざまな用途に使えるという。
運営開始初日となる3月15日には、アーティスト「いきものがかり」のファンクラブ会員限定オンラインイベントを、広さ約100平方メートルのレコーディングロッジにて開催する。
Amazon Musicで現在独占配信されている「西寺郷太の最高!ファンクラブ」や「英語で雑談!Kevin’s English Room Podcast PLUS」等のポッドキャスト番組は、今後このスタジオで制作する。
TORAFU ARCHITECTS(トラフ建築設計事務所)設計による上品かつ居心地の良い内装が特徴で、スピーカーはTAGUCHI x WHITELIGHTによるオーダーメイド製。厳選したレコーディング・ライブPA用の機材を備える。
Amazon Music Studio Tokyoの場所は、東京都渋谷区神南1丁目(「渋谷区役所前」交差点からほど近い公園通り沿い)。設備はレコーディングロッジ(スタジオ)1室、ポッドキャストスタジオ1室、コンテントキャプチャースペース(撮影用スペース)、カンファレンスルーム1室など。
Amazon Music Japanディレクターの島田和大氏は、「音楽のみならずあらゆるコンテンツやカルチャーの発信源である渋谷に、音楽制作やポッドキャスト等の番組制作に加えて、映像制作、ライブ配信やイベント等が実施可能な多目的スタジオを開設できたことを非常に喜ばしく感じております。今後、当スタジオを通じて、今まで無かった新しい音楽体験の創造、及び文化の醸成、そして日本、ひいてはアジアにおける音声コンテンツの発展に寄与して参ります」とコメントしている。