日本テレビ系ドラマ『ムチャブリ! わたしが社長になるなんて』(毎週水曜22:00~)に出演する志尊淳、夏帆、片山友希らがこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は、16日に放送される。
晴天に恵まれたロケ日和のこの日、まずは佐々川知美役の夏帆がクランクアップ。雛子(高畑充希)と2人きり、自らの決断を後悔する親友を優しく見守る、大切なシーンを撮り終えると、スタッフから「オールアップです!」の掛け声。ENHYPENが歌う主題歌「Always」が流れる中、主演の高畑から花束が渡された。
撮影を振り返り、夏帆は「3カ月半あっという間でした。無事に撮影を終えることができてホッとしています」と笑顔でスタッフ・キャストに感謝の言葉を伝えると、続けて「今回、念願かなって充希ちゃんと一緒にお仕事ができてとても楽しかったです。特に思い出深いのは7話。(家庭に仕事に)オーバーワーク気味になった知美を雛子が助けに来てくれる会話のシーンは、とても印象に残っています」と高畑より一足先に現場を離れることを、名残惜しそうな様子で語った。
そして、撮影場所を移し、水科柚役の片山と大牙涼役の志尊が、そろってクランクアップ。柚役の片山は「アッという間でした。最後にたくさんの方とお芝居できて楽しかったです! ありがとうございました、お世話になりました!」とコメント。印象に残っているシーンとして「10話で柚が野上にキレるシーン。笑ってもらえればうれしいです」と自身が演じた柚の“意外な一面”を見られるシーンを挙げた。
続けて、大牙涼を演じ、多くの視聴者の胸をキュンとさせてきた志尊は「今まで出演した連ドラの中で(クランクアップまでが)一番早く感じたぐらい、日々みんなで良い作品にしようと模索してる感じが楽しくて…あとは何よりも、皆さんが大牙涼に対して、とても愛を持って作ってくださったことがうれしかったです」とコメント。さらに、撮影を振り返り「撮影開始前にプロデューサーさんから『皆さんに愛される大牙にします!』って言われて、1話の台本をめくったら最後に『マジ、キモいっすね』ってセリフが書いてあって(笑)。ちょっと待ってくれと、これ愛されんのか?って途中まで半信半疑でした(笑)。ラブシーンは常に不安。オンエア見て、視聴者の皆さんの反応を見て、『あ、良かったのかな?』ってやっと思えるというか…。高畑さんは(本番前に)『淳ちゃん、手が大事だから!』だけ言ってこられて。『手!?』みたいな。ずっと葛藤してました(笑)」と、気苦労の絶えない舞台裏を明かした。
そして最後に「なんかもう(大牙を)演じられないとなると、今になってすごく寂しい気持ちが湧いてきました。皆さんとまたお会いできることを楽しみにしています。ありがとうございました」と、スタッフ・キャストへの感謝の言葉で締めくくった。