リクルートは3月11日、「JR山手線30駅の家賃相場が安い駅ランキング 2022年版」を発表した。同ランキングは、運営するニュースサイト「SUUMOジャーナル(スーモジャーナル)」が実施した住まいや暮らしに関する様々なテーマに関するアンケート調査の結果をもとにしている。
1位は、「高田馬場」(家賃相場8.60万円)。上位10駅の中で唯一の値下げ駅であり、2021年版の5位、2020年版の7位から急上昇となっている。所在地の新宿区は都内でも家賃相場の高い方に分類されるが、新宿駅から少し離れれば価格帯も幅広くなるという。
2位には「田端」と「西日暮里」がランクインし、家賃相場は各8.70万円。4位は目白で家賃相場は8.80万円となっている。
5位は、約2キロの駅間で隣同士にある「大塚」と「池袋」が同率でランクイン。大塚駅周辺は、多くの商業施設が整備され、明るい街並みとなっている。池袋駅に関しては、大繁華街ながらも住宅街である大塚と同じ家賃で住める地域となっている。共に所在地である豊島区は、2014年に「消滅可能性都市」だと指摘されていたが、近年では解決のための取り組みの成果が出ているという。
そのほか、7位には「日暮里」(家賃相場9.00万円)、8位には「駒込」(家賃相場9.10万円)、9位に「新大久保」(家賃相場9.15万円)、10位に「巣鴨」(家賃相場9.20万円)がランクインしている。