マネックス証券は3月11日、「お金と資産形成への意識調査」の結果を発表した。調査は2月25日〜28日、全国の17歳〜19歳の男女572人を対象にインターネットにて実施したもの。

  • この4月、成人年齢引き下げにより18歳以上が成人となることを知っていますか?

まず、4月より実施される成人年齢引き下げについての認知度については86.7%という結果となった。また、成人年齢引き下げについてどう思うかについては、23.3%が「良い変更だと思う」と回答しているが、48.4%が「どちらとも思わない」と答えている。

4月より高校の授業で金融教育(資産形成や家計管理)が始まる事についての認知度については、28.3%にとどまっている。これまで金融教育(資産形成や家計管理)について学んだ経験については、学んだ事がある人は19.6%にとどまっている。

  • これまで金融教育(資産形成や家計管理)について学んだことはありますか?

今後も機会があれば金融教育(資産形成や家計管理)について学んでみたいと感じるかどうかについては、69.2%が「学んでみたい」と回答している。どういう知識について学びたいと感じるか聞いてみると、最も多かったのは「将来の資産計画の立て方」が58.1%で最多となり、次いで「日常のお金の管理」(55.6%)、「株式投資のやり方」(55.1%)が続いた。

  • どういう知識について学びたいと感じますか?

資産形成は必要だと思うかどうか聞いたところ、75.7%が「必要だと思う」と回答。その理由については、「将来に対する不安があるから」が55.2%で最も多く、以下「お金に関する勉強になるから」(53.6%)、「年金だけでは足りないと思うから」(42.3%)が続いた。

  • なぜ資産形成が必要だと思いますか?

一方で、資産形成に対するイメージについては、49.3%が「何から始めれば良いかわからない」と回答している。

  • 資産形成に対してどういうイメージがありますか?

何らかの資産形成に関する取り組みをしているかどうか尋ねると、「取り組んでいる」と答えたのは21.3%であった。どのような取り組みをしているか聞いてみたところ、53.3%が「定期預金」で最多となり、次いで「株式投資・投資信託」が32.8%で続いた。

  • どのような取り組みをされていますか?