QDレーザは3月14日、ロービジョン者の“⾒えづらい”を“⾒える”に変えるプロジェクト「With My Eyes」の第3弾企画として、賛同企業であるソニーの協力により制作したドキュメンタリームービーを公開した。
ロービジョン者は、全世界に2.5億⼈いると推定されている、矯正眼鏡をかけても視覚に不自由さを抱える人のこと。
ドキュメンタリームービー「With My Eyes 3 - 見えたのは、わたしの世界 -」では、ロービジョン者のパラ水泳選手である清水滉太さんが、QDレーザのレーザ網膜投影技術を⽤いたカメラ用デバイス 「RETISSA SUPER CAPTURE」を携え、自らの目で海を見に行く旅の様子を収録。カメラを通して、どこまでも広がる海の大きさや海中の色鮮やかな世界を目にし、見るということに思いを馳せる様子を映像におさめた。
同日から米国アナハイムで開催される37th Annual CSUN Assistive Technology Conferenceでは、、QDレーザブースとソニーのブースにて、このドキュメンタリームービーとカメラ用デバイス・RETISSA SUPER CAPTUREの技術展示を行う。
With My Eyesプロジェクトに賛同するソニーは、以下のコメントを寄せている。
「ソニーは『クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす』ことをPurpose(存在意義)とし、多様なユーザーを包含するインクルーシブデザインを重視した商品・サービスづくりを進めています。 あらゆるクリエイターの創作意欲に寄り添い支援することを目指しているソニーは、ロービジョンの方々がイメージング技術を活用してクリエイティビティを発揮する機会を広げる、本プロジェクトに深く賛同します。年齢、身体、環境など、人々を取り巻く制約をテクノロジーで越えて、すべての人が感動を分かち合える未来を実現するために、ソニーは今後も一人ひとりに寄り添い、アクセシビリティを高める取り組みを進めてまいります」