俳優の向井理が、日本テレビ系ドラマ『悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(4月13日スタート、毎週水曜22:00~)に出演することが14日、明らかになった。
深見じゅん氏原作のコミック『悪女(わる)』が原作の同ドラマ。窓際部署に配属された田中麻理鈴(今田美桜)が、正体不明でクールな峰岸雪(江口のりこ)から「あなた、出世したくない?」とかけられた言葉をきっかけに、麻理鈴の会社人生が一変。常識にとらわれず、がむしゃらに突っ走る麻理鈴は、峰岸さんという強力な先輩の助言を武器に、職場の問題を解決しながら、会社の最下層から、ステップアップを目指していく。
向井が演じるのは、麻理鈴が一目惚れした運命の人、T・Oさん。麻理鈴たちと同じ会社の社員ということはわかっているが、部署も名前もわからず、イニシャルだけしかわからないという設定だ。かなり謎多き存在のT・Oさんだが、謎多き彼の存在が、麻理鈴のすべての原動力となっている。
コメントは、以下の通り。
■向井理
『悪女(わる)』に出演致します向井理です。今回の役は、フルネームではなく、T・O という謎の役名です。役柄や役職など多くは謎に包まれてはいますが、魅力的に演じられるよう努めたいと思います。そしてこのドラマが現代の社会に於いて、何かの気付きがあるような作品になればと感じています。さらに、最初の登場シーンは必見ですので、ぜひご覧頂きたいと思います!
■諸田景子プロデューサー
主人公・麻理鈴の全ての原動力が、名前も知らないT・Oさん。イメージは、入学した学校で出会った先輩に近づくために、勉強も部活も頑張れちゃうような存在です。でも、そんな彼だってアイドルではなく、実際に働く会社員。社長から裏社会の一員まで数多の役を演じてきた向井さんだからこそ、ただカッコいい「憧れの君」だけじゃなく、地に足がついた企業戦士としてのリアリティーを演じてくださると思っております。
「この情報化社会で名前も知らない人を追いかけるなんて!」と麻理鈴の行動を一瞬疑った私もいましたが、「ここまで人を好きになれるっていいなぁ」とうらやましくなってしまう希望の星がT・Oさん。このトキメキを麻理鈴と一緒に皆さんが追いかけていただけたら嬉しいです。