エアトリは3月10日、「資産運用」に関する調査結果を発表した。同調査は2月8日~13日、20代以上の男女725名を対象に、インターネットで実施した。
4月から高校で開始される「金融教育」についてどう思うか尋ねたところ、91.0%が「賛成」と答えた。賛成の理由は、「自立するために必要な知識だから」(31.7%)、「トラブルに巻き込まれない為にも必要な知識だから」(25.3%)が多い。反対派からは、「大学受験に忙しい生徒に、受験にそれほど関係しない資産運用の授業が必要なのか」「専門のスペシャリストが教える訳ではないのに、ちゃんと正しく理解できるものなのか」などの声が寄せられた。
資産運用に興味があるか聞くと、82.5%が「ある」と答えた。資産運用をやっているのかという問いに対して、61.8%が「やっている」と回答。興味があっても実際には「やっていない」人は38.2%だった。
資産運用をやっている人にその理由を尋ねたところ、最も多い回答は「老後資金のため」(62.3%)だった。次いで「趣味」(16.5%)、「給料が安いから」(7.1%)となっている。
資産運用をやっていない人にその理由を聞くと、「リスクがあるから」(32.1%)、「知識がないから」(23.5%)、「自分には向いていないと思うから」(13.0%)が多かった。
資産運用をやっている人に主な運用方法を尋ねると、38.6%が「株式」と答えた。2位は「投資信託」(30.1%)、3位は「NISA(つみたて NISA)」(10.7%)だった。その他の方法としては、太陽光発電や貴金属投資を行っているという人もいた。
資産運用を始めた時期について聞くと、81.3%が「2017年以前から」、10.7%が「コロナ禍になってから」と答えた。
資産運用が成功した場合、今後やりたい事・夢を尋ねると、最も多かったのは「更に投資をする」(42.0%)だった。次いで「好きなだけ旅行をする」(25.2%)、「海外に移住する」(7.8%)となっている。