ナイルが運営するマッチングアプリ紹介サービス「Appliv出会い」は3月10日、「マッチングアプリの利用実態調査」の結果を発表した。同調査は2月25日~3月6日、 20代30代の未婚女性400人を対象に、インターネットで実施した。
「恋人ができた人」「できなかった人」それぞれに、同時期に2つ以上のマッチングアプリを並行して利用したか尋ねた。その結果、恋人ができた人の66%が「2つ以上のマッチングアプリを同時並行で利用」と回答。「1つのみ利用」は33%だった。一方、恋人ができなかった人で、マッチングアプリを「2つ以上同時並行で利用」は50%、「1つのみ利用」は50%だった。
マッチングアプリの自己紹介欄の記入状況について尋ねたところ、恋人ができた人の38%は「全て埋めた」と答えている。一方、恋人ができない人で、「全て埋めた」と答えた人は17%にとどまった。
プロフィールにマッチングアプリをやっている理由や、付き合いたい理想像について書いたか調査。恋人ができた人は32%が「できるだけ具体的に書いた」と答えているが、一方、恋人ができない人は「できるだけ具体的に書いた」は17%と少なく、「何も書いていない」(24%)という回答の方が多かった。
気になる相手とマッチングした際に自分からメッセージを送るかどうか聞いたところ、恋人ができた人の43%が自分から送ったと回答。一方、恋人ができない人で、自分からメッセージを送った人は25%だった。
マッチングした相手とその後の関係について聞いた。「自分から告白した」という回答は、恋人ができた人の方が、できなかった人よりも4倍以上高い。一方、恋人ができない人の約半数以上は、「1年以内に進展しなかった」という回答が目立つ。マッチングアプリを利用して恋人ができた人は、自分から積極的に行動している傾向が高いことがわかった。