写真アプリで写真やビデオの情報画面(静止画/動画を表示中に「i」ボタンをタップすると現れる)を開くと、「JPEG」や「PNG」の横になにやら記号が。二重丸やカメラ、立方体など種類はいろいろ、意味ありげですがタップしても何も起こりません。意味が気になりますよね。

情報画面で「JPEG」や「PNG」といったフォーマット名の右横に表示されるのは、「メディアタイプ」を意味する記号です。写真アプリでは、特別な効果・役割を持つ静止画/動画を分類し、記号で識別できるようにしているのです。

現存するメディアタイプの記号は、アルバムタブの「メディアタイプ」欄で確認できます。ビデオとセルフィー、Live Photos、ポートレート、パノラマ、スローモーション、バースト、スクリーンショット、アニメーション、RAWの10種類が定義され、情報画面のフォーマット名の右横で確認できます。

検索に利用することもできます。Live Photos、ポートレートなどメディアタイプ名を検索フィールドへ入力すれば、一致する静止画/動画が一瞬でリストアップされます。

メディアタイプはユーザが編集できるものではありませんが、Live Photosから切り出した静止画(JPEG画像)のように、メディアタイプとしての属性を失うことがあります。

なお、通常モード(ポートレートやパノラマではない「写真」を適用)で撮影した写真は、JPEGやHEIFといった画像フォーマットのみとなり、メディアタイプは設定されません。WEBページから保存したPNG画像も、スクリーンショットでなければカメラ記号は付きません。

  • 写真アプリではいくつかの「メディアタイプ」が定義されています