グローバルグループ・JO1が12日、都内で行われた「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」公開記念舞台挨拶に、稲垣哲朗監督とともに登壇した。
2019年12月にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票で選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成されたJO1。3月11日に公開された本作は、世界の頂点を目指す彼らの、デビュー初期から2021年の念願の初有観客ライブまでの様子を映し出している。
お気に入りのシーンを聞かれた川尻は「個人的なお気に入りシーンは最後。『飛べるから』が流れる瞬間。鳥が奇跡的に12羽。JO1とJAM(JO1のファン)ということで、大きい空をみんなで飛んでいるというのが、ラストにぴったり。今後の僕たちを表しているようで、エンディングなんですけど、今後が気になる、希望を感じられるラストシーンだったのでお気に入りのシーンですね」と答え、両手をパタパタさせて鳥を表現した。
稲垣監督は、鳥がいたのは「たまたまです」と言い、「幕張メッセの上空なんですね。ドローンのカメラマンの方が撮影していたときにたまたま鳥が入ってきて、たまたま鳥が12羽だったんです。全く仕込んでないです」と説明。與那城も「ガチ鳥です」と強調した。
稲垣監督はさらに、「JAMは12人目のメンバー。全部そこでぴたっと一致して僕もすごく感動的でした」と振り返り、MCを務めた青木源太アナウンサーが「ある意味、皆さん(ファン)も映画に出演されたということですよね」と尋ねると、「最初から最後まで」と返答。川尻は「ありがとうございます、ご出演」とファンに感謝していた。