京都鉄道博物館は、4月に開催予定のイベントについて発表した。腕木式信号機にスポットを当てた展示品解説セミナー、世界で初めて営業運転で300km/hを実現した500系新幹線521形1号車の車内公開など予定している。

  • 京都鉄道博物館に展示された500系新幹線521形1号車

  • 腕木式信号機

  • ディスカバー・ジャパン・タワー広島駅(1970年代撮影)

500系の車内公開は4月中の土休日、10時から16時30分まで行われる。腕木式信号機の解説は、4月16・17日の各日11時・13時30分・15時から開催。本館1階、蒸気機関車1800形1801号機の前で解説を行い、「トワイライトプラザ」前で実演も行う。各回先着20名で、開催時間15分前から整理券を開催場所で配布する。

本館3階ギャラリーでは4月2日から、国鉄が個人旅行客の増大を目的に1970年から始めた「ディスカバー・ジャパン」キャンペーンに関連する写真を紹介する収蔵写真展を開催。本館2階企画展示室横展示ブースでは、新車両のデビューや新線・新駅開業など、鉄道におけるさまざまな「はじまり」に関するポスター類を紹介する収蔵資料展「“はじまり”のポスター」を行う。1995年の「300km/h新幹線発進」、2019年の「梅小路京都西駅開業」などのポスターを展示予定とのこと。