Tenmaruは3月10日、「新人歓迎会」に関する調査結果を発表した。調査は2月7日~3月3日、ビジネスの場において「新人を受け入れる側」の経験がある人約2万1,000名を対象に、SNSを中心としたインターネット調査にて行われた。
調査によると、2021年に「新人歓迎会が行われた」と回答した人は41.4%。実施時期については、「4月」(47.1%)あるいは「新人が入るたびに」(35.3%)が多数を占めた。
新人歓迎会のスタイルは、83.3%が「飲食・飲み会」のスタイルで実施されたと回答。また、入社式が歓迎会を兼ねているという企業もみられ、「その他」のケースには、研修と歓迎会が合わさったようなイベントや、お客様へのお披露目会を兼ねているケースも見受けられた。
続いて、「2022年に新人歓迎会を行いたいと思いますか?」と尋ねたところ、「行いたい」「行ってもよい」と回答した人の割合は92.8%と9割を超える結果に。新人歓迎会を行いたい理由を聞くと、「メンバーの親睦を深めるため」(27.6%)や「新人の緊張をほぐすため」(23.0%)、「新人に早く組織になじんでもらうため」「メンバーのことを知るため」(ともに20.7%)が上位に。
一方、歓迎会の実施やあり方を見直したい、あるいはネガティブな思いがあるという人からは、「メンバー次第では愚痴大会のようになってしまい、疲れる」「新人自身がどうしたいのか、気持ちを聴いてほしい」「おかしな上下関係が生まれ、人間関係がギクシャクする要因になるのでは」といった意見があがった。