お笑いコンビのEXITがMCを務めるフジテレビのSDGs特番『地球HEROES ~牛のゲップから地球を救え!~』が、12日(14:30~ ※関東ローカル)に放送される。

  • (左から)德田聡一朗アナ、りんたろー。、兼近大樹=フジテレビ提供

昨年に続くSDGs特番の第2弾で、2年連続でEXITがMCを務める今回は、地球温暖化の“諸悪の根源”とも言われるメタンガスの削減がテーマ。世界のメタンガス排出の約3割が世界の家畜とされており、その中でも特に問題視されているのは、「牛のゲップ」のメタンガスだ。いま世界中で、「牛のゲップ」との闘いが始まっている。

番組では、「牛のゲップ」のメタンガス削減に取り組み、牛と共に生きる“持続可能”な未来をめざす人々を、“地球HEROES”として取材を行った。酪農家、畜産農家、大学教授、飲食店、企業など、様々な分野で牛を愛する“地球HEROES”に、EXITが直接取材。EXITならではの視点で“地球HEROES”たちの取り組みを、チャラく、アツく、伝える。

EXITとともにMCを務めるのは、入社2年目の德田聡一朗アナウンサー。これが初めてのMCだが、アナウンサー界イチとも言われる“牛好き”という理由で起用された。幼いころから牛好きで、学生時代は東海道沿いの牧場を徒歩で訪ね歩く“東海道五十三ウシ”を敢行。フジテレビの入社試験も、牛好きアピールの一点突破で乗り切った。

EXITのコメントは、以下の通り。

――番組の感想、見どころ

兼近大樹「SDGsっていろんな取り組みがたくさんあるので、どこに触れるか、どこを知っていくか難しいところだと思います。でもこの番組は、SDGsのひとつの項目を深く掘っていったのでおもしろかったです。ゲップで1時間はなかなか勝負に出た番組だと思います」

りんたろー。「報道などで、牛のゲップからメタンガスが発生して温暖化に影響していることは知っていたんですが、じゃあどうしたらいいかっていうところまでは触れていなかったし、これだけ共存してきた牛さんが悪者になっている気がしていました。でも、この番組を通して“そうじゃないんだ!”っていうことを知ることができたし、それを改善するための取り組みも知られたのはよかったです。そして、今度はその取り組みを広めるために、どういうことをしていかないといけないのか、僕たちも選ぶ責任があると思うので、きちんとセレクトしていかないといけないと思いました」

――初MCを務めた德田アナウンサーについて

兼近「家畜大好きということで、立派な“社畜”になるんだろうなと(笑)。とてもお上手だったので、この先どんどんお仕事も増えて、ますます回す力も上手になると思うので、浮気とかしないでほしいなと思います(笑)。僕らも、德田くんとだとやりやすいって言うから、德田くんも“EXITと一緒だったらこの番組やりたい!”って言ってほしいよね!」

りんたろー。「牛に対する熱い思いを感じました。2年目ということで、すごく緊張しているとおっしゃっていたけど、進行がすごく上手だったので、緊張していると言っていたのはハードルを下げるための技術じゃないかなと思った(笑)。今後に期待のアナウンサーですね」

――これからSDGsをどう伝えていきたいか?

兼近「SDGsって国単位じゃない、世界全体をなんとかしたいと考えているもので、いま実際戦争みたいなことも起きていているけど、SDGsは世界平和を願っていると思う。僕らも人に伝えていくことはできるので、きれいごとって言われないように、“伝えていくこと”をSDGsのひとつとして、これからもやっていきたいと思います」

りんたろー。「最初番組をやらせていただいたときは、本当に僕らでいいのかなって思っていたんですけど、こういう仕事をいろいろやらせていただくうちに、やっぱり僕らがやるべきなんだって思うようになりました。僕らの発信力が、いろんな世代に伝えていく役割を担えているんだとすれば、さまざま知識をもっと吸収して、みなさんに広めていくお手伝いをしたいし、そこに使命感を感じるようになってきました」

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