プラネットは3月10日、「マスク(花粉症・アレルギー)」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2月7日~9日、20代〜70代以上の男女4,000名(男女各2,000名)を対象にインターネットで行われた。
「コロナ禍以前に、予防目的でマスクをしていましたか?」と質問したところ、「よくする」が34.0%、「たまにする」が34.6%、「全くしない」が31.4%と、ほぼ三等分。「全くしない」と回答した人の割合は、年代が上がるほど増える傾向に。
また、「コロナ禍前(2020年2月以前)と比べて、マスクをする頻度は増えましたか?」という問いに対し、圧倒的に多かった回答が「以前もマスクをしていたが、コロナ禍で使用頻度が増えた」で70.1%。「使用頻度が減った」「少し減った」という人は合計しても約1%だった。
続いて、マスクに関して気になることや困ることを聞いたところ「メガネがくもる」(48.8%)、「息苦しい」(44.0%)、「暑さ・蒸れ」(44.0%)が上位に。継続して行っている同調査において、順位の変動こそあるもののトップ3は変わらず。また、「耳が痛くなる」と答えた人は30.2%と、これまでと同水準の割合を示したものの、今回、それをわずかに「マスクをしている人の声が聞き取りづらい」(30.6%)が上回った。
また、「マスクに慣れすぎて、マスクを外した状態が恥ずかしい」と回答した人が17.6%と、2割近くに増えていることが明らかに。そこで、コロナ禍が収束したあともマスクをつけるかどうかと尋ねたところ、35.5%が「いつでもマスクをつけたい」と回答した。
次に、花粉症歴を尋ねたところ、約半数が「花粉症になったことがない」(49.9%)と回答した一方で、「20年より前から発症」(17.2%)している人をはじめ、全体の約4割が花粉症に悩まされている実態が明らかに。
そこで、花粉症シーズンを乗り切るための必需品を聞いたところ、「マスク」(54.3%)が1位に。次いで「点眼薬・目薬(市販薬)」「ボックスティッシュ・ポケットティッシュ」(ともに30.2%)、「内服薬(処方箋)」(24.9%)、「飴、のど飴」(%)、「内服薬(市販薬)」(20.0%)と続き、ほとんどの項目で女性のほうが「必需品」と回答した割合が高かった。
コロナ対策としても、花粉症対策としても、多くの人が活用している不織布の使い方を教えてもらったところ、「少しでも汚れたら交換する」(43.8%)がトップに。次いで「洗濯しないで捨てる」が33.3%、「毛羽立ってきたら交換する」が21.4%で続き、不織布マスクであっても「洗濯して使う」という人が12.5%いることが明らかに。
具体的な交換頻度を聞いたところ、半数以上が「毎日交換する」(53.0%)と回答。ただし、男女別の内訳をみると、女性が60.1%であるのに対して、男性は44.4%だった。