​ENECHANGE(エネチェンジ)は3月8日、「コロナ禍における電気代と節約に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は2月11日~18日、エネチェンジのメールマガジン利用者759名を対象に、インターネットで実施した。

  • 新型コロナウイルスの感染拡大前後の1カ月の電気代に変化を感じていますか

新型コロナウイルスの感染拡大前後の1カ月の電気代に変化を感じているか尋ねたところ、70%が「高くなった」、29%が「変わらない」と回答した。

電気代が高くなったと回答した人に、その理由を聞くと、「暖房・冷房器具の利用時間が増えたため」(91%)という回答が最も多く、「照明の点灯時間が増えたため」(52%)、「自宅でパソコンを使う時間が増えたため」(44%)、「テレビの視聴時間が増えたため」(34%)、「料理・洗濯など家事の頻度が増えたため」(29%)と続いた。

  • 電気代が高くなった理由

今回の調査で在宅勤務(リモートワーク)の導入についても聞いてみたところ、39%が「導入されている」、40%が「導入されていない」と答えた。「会社に所属していない/仕事をしていない」(22%)を除くと、ほぼ半々という結果となり、在宅ワークが一定程度普及していることわかった。

在宅勤務を実施していると回答した人に、在宅勤務(リモートワーク)手当、またはそれにあたる手当の支給があるか尋ねると、76%が「支給されていない」、24%が「支給されている」と回答した。支給額は「3,000円~4,999円」(22%)が最も多いが、在宅勤務で生じる費用は会社から支給される手当でカバーできているかを尋ねると、49%が「カバーできていない」と答えている。

  • 在宅勤務で生じる費用は、会社から支給される手当でカバーできていますか

在宅勤務によって高くなった支出項目と低くなった支出項目について尋ねた。最も高くなった支出項目は「水道光熱費」(70%)で、「食費」(16%)、「通信費」(2%)となっている。一方、最も低くなった支出項目の1位は「交通費」(34%)で、2位は「趣味・娯楽費」(21%)、3位は「被服・美容費」(15%)だった。

  • 在宅勤務によって高くなった支出項目

今後、最も支出を減らしたい支出項目について聞くと、最も多い回答は「水道光熱費」(46%)だった。次いで「食費」(13%)、「通信費」(9%)となっている。

  • 今後、最も支出を減らしたい支出項目