災害が起きて在宅避難をするけれど、水に限りがある……そんな状況でも作れるレシピは、常日頃から覚えておきたいものです。
SNSでさまざまなライフハックを15秒の動画で発信する「soeasy」(@soeasy.hacks)のInstagramより、人気の動画を紹介します。監修は、防災士・UR防災専門家・法政大学多摩共生社会研究所特任研究員・コミュニティデザイナーである株式会社百年防災社の葛西優香さんです。
在宅避難でのご飯。
何が簡単に作れるんだろう...今回は防災でお役立ちのポリ袋を使ったレシピを紹介します◎(@soeasy.hacksより引用)
用意するもの
材料(1人前)
- パスタ1人分
- 水
- オリーブオイル小さじ1
- 粉末スープ
- ツナコーン缶
備品
- 耐熱袋
- 鍋
- カセットコンロ
- 耐熱皿
作り方
1.耐熱袋に半分に折ったパスタと麺が浸かる程度の水、オリーブオイルを入れ1~2時間置きます。(麺が白くなるのが目印です。)
「アイラップ」などの耐熱ポリ袋を2枚用意しましょう。
パスタを半分に折ってポリ袋に入れ、麺が浸かるほどの水とオリーブオイルを入れ、1~2時間置きます。
吸水して麺が白くなったらOK!
2.もう1つの耐熱袋にツナコーン缶、粉末スープ、粉末スープの半量の水を入れて混ぜます。
ツナコーン缶と、粉末スープ、粉末スープを作る際に必要な量の"半分"の水を入れます。今回は今回はポタージュスープの素を使ったので、クリームパスタ風になったそう。
袋に入れた材料をよく揉んで混ぜます。
3.鍋に耐熱皿を敷いてから水を沸騰させます。
鍋に耐熱皿を敷きます。これはポリ袋が鍋の底について、高熱で破れる可能性を防ぐためだそう。
なお、鍋に入れて沸騰させる水は「災害時は水が限られている状況なので、湯煎に使用する水は飲めない水での代用も可能です」とのこと。
4.4分加熱し、完成!
ふたつのポリ袋を入れて4分加熱します。パスタは吸水させているので茹で時間も短く済みます。
緊急時であっても、温かい食事を食べるとほっとするもの。熱々のパスタが食べられるこのレシピ、ぜひ覚えてはいかがでしょうか。なお緊急時を想定しているため、レシピの分量は細かく決められていませんが、平時に試しに作ってみて「このくらいが良いかも」という分量を把握しておくのもよいかもしれません。
【ご注意】
この動画は大規模災害や緊急時にやむを得ず行う応急対応を想定しています。
実際の対応にあたっては慌てず、自身の安全を確かめた上でご対応ください。
災害時は個々人で状況が異なります。情報にとらわれることなく、最善を尽くしてください。(@soeasy.hacksより引用)