東武鉄道は10日、東武スカイツリーライン竹ノ塚駅の高架化完了後、1・2番新設ホームに設置されるホームドアを4月16日初列車から使用開始すると発表した。
竹ノ塚駅に設置されるホームドアは、ホームでの安全性向上やバリアフリー化を目的に、国土交通省と地方公共団体(東京都・足立区)、東武鉄道が協力して整備を行い、ホームドア本体の設置工事に向けて準備を進めているという。
東武鉄道は2020年度末までに、整備条件が整っている1日の利用者数10万人以上の駅と、東京オリンピック・パラリンピック競技会場の最寄り駅でホームドア整備が完了。2021年度以降、とくに利用者数の多い区間や1日の利用者数5万人以上の29駅を対象に整備を予定している。
竹ノ塚駅でのホームドア整備は高架化事業に合わせて実施され、列車での走行試験などの調整が完了した後、ホームドアを使用開始する。なお、駅の高架化完了後、新設ホームの使用開始(3月20日)からホームドア使用開始日まで、ホームドアの扉が開いた状態となるため、警備員を配置して安全を確保するほか、ホーム上に赤外線センサ音声案内機を設置し、利用者にホームドアが工事中である旨の音声案内を実施する。