タレントのタモリが司会を務めるテレビ朝日系特番『タモリステーション 緊急生放送 ~欧州とロシアの挟間で ウクライナ戦争の真実~』が18日(20:00~)に生放送される。
2022年1月に「リアル二刀流・大谷翔平」を特集し、個人視聴率9.6%、世帯平均視聴率15.9%を記録した同番組。(※ビデオリサーチ調べ。関東地区)第2弾は急きょ生放送で、ウクライナ情勢を取り上げる。今、ウクライナで何が起きているのか。ロシアが軍事侵攻に踏み切った背景には何があるのか。キエフ、ポーランド、ワシントン、北京の各国生中継を結び、生放送ならではの最新情報も届ける。
ウラジミール・プーチンとウォロディミル・ゼレンスキー、2人の大統領はどんな人間でどんな生き方をしてきたのか。2000年からロシアの権力を握り続けるプーチンの力の源泉を、識者や関係者のインタビューを交えて探る。また、プーチンが指揮し、今回の紛争と類似点が多いと指摘される第二次チェチェン紛争にも注目する。
一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は政治家になるまで国民的コメディアン、俳優として活躍。一介の歴史教師が大統領に選ばれ、政界の腐敗や汚職と闘う姿を描いたテレビシリーズ『国民の僕(しもべ)』でウクライナ国民に支持され、2019年の大統領選で勝利した人物だ。『国民の僕』の詳細、ゼレンスキー大統領の人物像にも迫る。
ウクライナが抱える地政学的なリスクや歴史的背景にも着目。ウクライナはその位置から常に戦場となる運命に置かれ、第一次、第二次世界大戦で激しい戦闘の場に。今回もロシアと欧州のパワーバランスの中で戦場と化している。番組では両国共通のアイデンティティーといわれる“ロシア正教”との関わりにも焦点を当てる。
そして、ウクライナ国民が多く避難したポーランドも緊急取材。ポーランドに逃れてきたのは、ほとんどが父親を祖国に残して逃げてきた子どもと女性。祖国を逃れて何を思うのか。長期化した場合家族たちはどうなるのか。生放送でその現実を浮き彫りにしていく。