女優の南沙良が、俳優の山田孝之が監督を務める映画『沙良ちゃんの休日』(5月6日公開)で主演に起用されることが10日、わかった。
同作は、“変化”をテーマに、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなど総勢36名が監督した短編映画を、オムニバス形式で4シーズンに分けて公開するプロジェクト「MIRRORLIAR FILMS」の第3弾にラインナップされる。同作では、昨年山田が監督を務めた映画『ゾッキ』にも出演した南が主演し、山田がメガホンをとる。また、Season2でタッグを組んだ紀里谷和明監督も出演予定。
今回の主演抜てきを受け、南は「またご一緒できたらと思っていたのでとても嬉しかったです」とコメント。「山田監督とお会いする度に、なんだか背筋が伸びる気持ちになります。丁寧に説明していただき、お芝居をしやすい環境を作ってくださる」と山田への感謝の気持ちを話した。
タイトルを聞いた感想を聞かれると「作品名だけ聞いた時は、頭の中が『?』マークで埋まりました……!」と内容が予想できなかったことを明かし、沖縄で行われた撮影についても「天候とおいしいご飯に恵まれ、肩の力を抜いて撮影することができました。また今回は、“南沙良”として撮影に臨んだのでなんだか不思議な感覚でしたが、とても楽しい撮影でした」と振り返った。
コメントは以下の通り。
■山田孝之
与えられたのは自由な表現の時間。制限が無いと聞けば、人は自分で制限をどんどん増やすから面白い。予算は? 日数は? 人数は? 機材は? 納品は? 自分一人スマホを片手に佇むこともできるし、熟考の末予算を増やし結集させることもできるだろう。5分〜15分の短い時間の意味は、強さも弱さも全てを含めた己との戦いから始まる。既に100で恐れているから未来は明るい。