クリーンエア・スカンジナビアは3月9日、「オフィスや飲食店に関する意識調査」の結果を発表した。調査は12月15日~24日、20代~50代の男女300名(喫煙者82名・非喫煙者218名)を対象にインターネットで行われた。
「オフィスや飲食店の分煙対策は十分ですか?」と質問したところ、喫煙者の70%が「(とても)そう思う」と回答したのに対し、非喫煙者は47%と、半数を下回った。
分煙が不十分だと感じる場所を聞くと、「学校や病院、公共施設など」(213票)がダントツの1位に。次いで「ホテルや旅館などの宿泊施設」(150票)、「居酒屋やカフェなどの飲食店」(117票)と続き、「喫煙スペースからたばこのにおいがして、不快に感じる」「たばこのにおいが部屋やものに染みついている」「ルールに従わず、指定の場所以外で喫煙をしている人がいる」といった不満の声があがった。
次に、「自宅以外の場所で、どのような分煙対策を望みますか?」と尋ねたところ、「喫煙場所には、高性能の空気清浄機や換気扇などを完備してほしい」(127票)、「喫煙場所を壁などで完全に区切ってほしい」(112票)、「公共での完全禁煙を徹底してほしい」(111票)が上位に。
一方、自宅での分煙対策については、「空気清浄機を常時稼働させている」(71票)がダントツに多く、次いで「室内の決まった場所でのみたばこを吸うようにしている(換気扇の下、窓際など)」(33票)、「室内は原則禁煙としている」(26票)と続いた。