Adecco Group Japanは3月8日、国際女性デーに合わせ「昇進の動機や管理職としてのキャリアに関する意識調査」の結果を発表した。同調査は2021年12月28日～29日、女性管理職1,065名を対象に、インターネットで実施した。
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管理職(課長相当以上)に昇進したきっかけ
管理職(課長相当以上)に昇進したきっかけについて尋ねたところ、「上司からの打診があり、快諾した」(58.7%)が最も多く、次に「上司からの打診があり、仕方なく引き受けた」(25.5%)、「自身の希望(自発的)」(11.9%)が続いた。2018年の調査時と大きな変化はないが、自発的に管理職になった人が2.1ポイント増えている。
管理職になるにあたって重視したことについて聞くと、55.3%が「仕事のやりがい」と答えた。「給与」(50.9%)、「経験やスキルを活かせる」(46.9%)、「職務の範囲」(41.2%)と続き、職務内容や仕事内容に関する回答が高くなっている。
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管理職になるにあたって重視したこと
今後、昇進や昇格の打診があった際に、さらに上位の役職に挑戦してみたいか尋ねると、「昇格・昇進したい」(48.6%)よりも、「昇進・昇格したくない」(51.4%)の方がやや上回った。
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今後、昇進や昇格の打診があった際に、さらに上位の役職に挑戦してみたいですか
「昇進・昇格したくない」と回答した人にその理由を聞くと、最も多い回答は「ストレスが増えるから」(56.5%)で、「現在の職務で満足しているから」(41.5%)、「自分には向いていないから」(40.0%)と続いた。2018年調査時には5位だった「自分には向いていないから」が、2021年では3位に上昇している。
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「昇進・昇格したくない」理由
「昇進・昇格に挑戦したい」と回答した人に、その理由を尋ねると、「給与アップ」(47.9%)が最も多かった。「女性が活躍できる職場にしたい」(36.5%)、「もっと大きな裁量をもちたい(31.9%)」、「女性管理職としてのロールモデルになりたい」(31.3%)といった回答も多く、女性が活躍する環境づくりに貢献したい、または仕事自体へ意欲的な姿勢が見える回答が目立つ。
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「昇進・昇格に挑戦したい」理由
管理職になる女性を増やすために必要なことについて尋ねたところ、43.8%が「子育て・介護等と仕事の両立支援」と答えた。2位は「管理職の役割やあり方の見直し」(35.1%)、3位は「職場の理解促進」(34.6%)だった。2018年調査時と比べると、「管理職の役割やあり方の見直し」が3位から2位に上昇している。
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管理職になる女性を増やすために必要なこと
