Netflixオリジナル実写ドラマシリーズ『ONE PIECE』の追加キャストが9日、発表された。コビーをモーガン・デイヴィス、アルビダをイリア・イソレリス・パウリーノ、ヘルメッポをエイダン・スコット、バギーをジェフ・ワード、アーロンをマッキンリー・ベルチャー、ガープをヴィンセント・リーガンがそれぞれ演じる。
尾田栄一郎氏による人気コミック『ONE PIECE』は、全世界累計発行部数4億9,000万部を突破、長年にわたって世代を問わず、世界中に熱狂的なファンを持つ作品。1997年『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が開始され、伝説の“海賊王”ゴール・D・ロジャーの残したと言われる“ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)”を巡り、主人公モンキー・D・ルフィが率いる海賊“麦わらの一味”が冒険へと繰り出す壮大な物語だ。
昨年、モンキー・D・ルフィをイニャキ・ゴドイ、ロロノア・ゾロを新田真剣佑、ナミをエミリー・ラッド、ウソップをジェイコブ・ロメロ・ギブソン、サンジをタズ・スカイラーが演じることが発表されると瞬く間に話題沸騰。先日、彼らのSNSを通じて遂に撮影開始が明かされ、本格始動した本作だが、このたび、物語を彩るキャラクターを演じる追加キャストが決定した。
尾田氏と『週刊少年ジャンプ』編集部が様々なハードルを乗り越えられると確信したことで、初めて実現した今回の実写化プロジェクト。『ONE PIECE』に必要不可欠なキャラクターたちを演じるべく、エグゼクティブ・プロデューサーも務める原作者の尾田氏が認めた様々なキャストが世界各国から集結した。
誰にも負けない正義感を胸に、海軍将校を目指す熱き男コビーを演じるのは、短編映画やドラマを中心に活躍する新星モーガン・デイヴィス。そしてそのコビーをこき使い、ルフィと対峙することとなるアルビダに扮するのは、イリア・イソレリス・パウリーノ。原作では極悪非道な海軍大佐・斧手のモーガンの“バカ息子”ヘルメッポにはエイダン・スコット。“道化”の異名を持つバギー海賊団船長・バギーは、ドラマ『エージェント・オブ・シールド』等に出演のジェフ・ワードが演じる。魚人で編成された海賊団の船長である残虐な男アーロンを演じるのは、『オザークへようこそ』等出演のマッキンリー・ベルチャー。そしてなんと、海軍の英雄と言われる伝説の海兵・ガープも登場。『300〈スリーハンドレッド〉』『タイタンの戦い』『スノーホワイト』など出演のベテラン演技派俳優、ヴィンセント・リーガンが演じる。
海賊“麦わらの一味”が数々の未知の仲間・友人・敵と出会っていくように、今回発表されたそれぞれのキャラクターがどのような形で登場するのか、その全貌は未だ謎に包まれているが、海賊“麦わらの一味”を演じるルーキー5人と、世界各国から集結した実力派俳優陣とともに紡ぐ、波乱と冒険に満ちたストーリーに注目だ。
(C)尾田栄一郎/集英社