ZaPASS JAPANは3月8日、「リスキリング(学び直し)」に関する調査結果を発表した。調査は2月24日~3月1日、日本企業で経営・人事・総務に関わる会社員213人を対象にインターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。まず「あなたの会社はリスキリング実施に興味関心がありますか」と聞いたところ、「とてもある」(35.2%)、「ややある」(31.9%)、「あまりない」(15%)、「まったくない」(11.7%)、「分からない」(6.1%)となった。

  • あなたの会社はリスキリング実施に興味関心がありますか

そして、「あなたの会社はリスキリングを社員に対して行っていますか」と尋ねると、「現在実施している」(32.9%)、「実施したことがあるが、現在はしていない」(11.3%)、「実施したことはないが、今後実施予定」(13.6%)、「実施したことはなく、今後実施する意向はない」(24.4%)、「分からない・未定」(17.8%)だった。

  • あなたの会社はリスキリングを社員に対して行っていますか

また、「どのような分野のリスキリングを実施していますか」と聞くと「マネジメント」(66.7%)、「経営全般(MBA)」(52.0%)、「コーチング」(47.2%)、「IT・プログラミング」(44.7%)、「データ分析」(41.5%)、「パソコン操作(エクセルなど)」(30.9%)、「語学」(28.5%)、「デザイン・動画編集」(26.0%)、「分からない・未定」(2.4%)となっている。

  • どのような分野のリスキリングを実施していますか

さらに、「リスキリング実施時の課題」を聞いたところ、「社員のモチベーションの維持」(62.6%)、「効果の測定」「時間の確保」(61.0%)、「予算の確保」(45.5%)、「課題はない・分からない」(2.4%)という結果だった。

  • リスキリング実施時の課題