アップルは3月9日、iPhone SE(第3世代)やiPad Air(第5世代)などを発表した。新製品の登場に伴うストアラインアップの入れ替えで、「iMac」の27インチモデルが販売終了となった。
アップルが新製品を発表する際には、発表の数時間前からオンラインストアを一時閉店することが恒例となっている。発表後の再開時には、オンラインイベントで触れられた新製品のほかにもケースなどのアクセサリの新色が登場していたり、旧製品がひっそりと姿を消したりといった変化が見られる。
今回ラインアップから姿を消したのは、インテル製CPUを搭載する27インチのiMac。2020年に最後のマイナーチェンジが行われ、第10世代Core i5/i7を搭載していた。現行のApple M1搭載iMacにはない27インチの大画面で、5Kの高解像度も特徴。ストアメンテナンス前の3月8日夕方、編集部で確認した価格は213,800円からだった。
27インチiMacの終了により、Mac製品のApple Siliconへの移行はさらに進む。3月9日時点で販売を継続しているインテル製CPU搭載機種は、Mac miniの一部モデルとMac Proを残すのみとなった。