お笑いトリオ・我が家の坪倉由幸が、きょう9日に放送される日本テレビ系ドラマ『』(毎週水曜22:00~)第9話の見どころなどを語った。
第9話では、坪倉演じる専務・葛原がクーデターを起こし、社長・浅海(松田翔太)を解任。雛子(高畑充希)率いるリレーション・フーズも存続の危機に――。
──物語も最終盤、クーデターを起こし浅海を追い出し、雛子たちも苦しめる“悪役”として、ついに本性を現した葛原ですが、ここまでどんなことを考えながら演じられていましたか?
演出の方やプロデューサーさんと「最初から、何かを企んでいるような怪しい雰囲気は出さなくていい」と話し合っていたので、当初は大牙に対してもニコニコと話を聞いてあげる優しい良い上司に見えるように心がけて演じていました。8話放送後は、「クズ」ってネットで書かれたりしてますけど(笑)。役を離れると心苦しいですけど、そんな感情を出してしまうとダメなので、共演の皆さんのことは大好きですけど大嫌いになろうと思ってました(笑)
──松田翔太さんとのシーンが多かったですが、共演した皆さんとは現場ではどんな感じでしたか?
松田さんからは「そんなこと言います?」とか「そんなに裏切ります?」とか現場で言われながら、撮影してました(笑)。人生で松田さんに偉そうな口をきくことなんてないので(撮影前は)言えるかな?って思っていたんですけど、松田さんはすごくセリフを言いやすくしてくださっているというか…9話で「お前が大嫌いなんだよ」というセリフがあるんですけれど、松田さんが僕に嫌いだと言いやすい雰囲気をお芝居で出して下さったのを感じて、自然と言うことができました。高畑さんもリアクション芝居をすごくしてくださるので、やりやすくしてくださっていると感じています。雛子が「葛原を認めていない」「私はあなたなんかより、浅海社長を尊敬しています」というお芝居をしてくれて、自然と「こいつを潰してやろう」「浅海に負けるか」って気持ちにさせてもらって、とても引き立てていただいた感じはあります(笑)。志尊君はお芝居もとても上手で、すごいなと現場でも感心していたんですけど、同じ事務所ですし今回の現場では唯一の顔見知りだったので、話しかけやすくて助かりました。たまにスタッフさんが志尊君との2SをSNS用に撮ってくれたりするんですけど、いつも「隣りに並んで下さい」って注意されてました。志尊君は顔が小さすぎるので。「ごめんなさい。僕は下がらせてください」って(笑)
──9話そして最終話に向けての見どころはどんなところになるでしょうか?
心が真っ直ぐな人、他人を喜ばせようとしている人が最終的には勝つのかな?という、勝負じゃないですけど、その戦いと、雛子が何を選ぶのかが見どころですね。