ナビタイムジャパンは3月8日、AIとARで安全運転を支援するドライブレコーダーアプリ「AiRCAM」にて、信号の切り替わりや前方車両の発進を検知し、画面表示と音でドライバーに知らせる「発進遅れ告知」機能の提供を開始した。
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ドライブレコーダーアプリ「AiRCAM」に、赤信号解除後の発進をサポートする「発信遅れ告知」機能を追加
発進遅れ告知機能では、AIによる物体検知技術でリアルタイムに映像を解析。赤信号での停車で先頭にいるとき、信号の停止表示が解除された後も一定時間自車が停止し続けた場合、画面表示と音でドライバーに通知する。
また、前方に車両がいる場合は、前方車両が発進して一定距離を走行しても自車が停止し続けたタイミングで、画面表示と音によってドライバーに注意をうながす。気の緩みがちな赤信号での停車時にも、信号や前方車両などを解析して状況を知らせ、焦りによる急発進などを防ぎ安全運転をサポートする。
AiRCAMはスマートフォンアプリのため車載センサーなどは利用できず、撮影した画像のみで検知や解析を行う必要がある。特に、スマートフォンを設置するダッシュボード上から撮影した画像は、光の加減で信号の色彩が一定ではなかったり、信号機のサイズが小さく見えたりするため分析が難しくなるという。本機能の実装に際しては、フィールドテストを繰り返し、信号を正しく認識するための適切なパラメータチューニングや、AIによる光源領域の特定など、様々なアプローチで分析して精度を向上しているとのこと。
