永井酒造は3月8日、日本酒ブランド「水芭蕉」から尾瀬の環境保全活動に取り組む「MIZUBASHO Artist Series 2022 片岡鶴太郎」3種を発売する。

  • (左から)永井酒造 代表取締役社長の永井則吉氏、俳優・画家の片岡鶴太郎氏、永井酒造 取締役の永井松美氏

永井酒造は創業1886年。群馬県最北部、利根川の源流域に位置する川場村にある。同社ではMIZUBASHO Artist Seriesの第1弾を2020年9月に発売し、「尾瀬の水芭蕉プロジェクト」を立ち上げた。

このプロジェクトは東京パワーテクノロジーと三条印刷の協力のもと、 地球温暖化の影響によりシカの食害を受けている尾瀬の原風景を取り戻すための活動。尾瀬高校の協力も加わり、 継続的に水芭蕉の苗を植え足していくことで、2030年までに2万株以上の水芭蕉を尾瀬の玄関口である大清水湿原に咲かせることを目標としている。MIZUBASHO Artist Seriesの売上の5%がこのプロジェクト資金として寄付される。

第2弾となる今回からは、プロジェクトへの新たな寄付スキーム「Hike for OZE」を開始。寄付金を一般枠と企業枠で募る。

一般枠では、購入者の名前入り水芭蕉苗写真がセットになった「Hike for OZEセット」(6,000円/先着100名限定)を公式オンラインショップで販売。購入者の中から抽選で選ばれた10名は、実際に水芭蕉の苗を植え替える作業へ参加できる。

企業枠としてはゴールド(30万円)とシルバー(10万円)の枠を設け、企業のSDGsへの取り組みとして紹介できるほか、水芭蕉の苗を植え替える作業への参加など特典が用意されている。

  • (左から)「Floral Sparkling -フローラルスパークリング-」(360ml/1,320円)、「Still -スティル-」(720ml/1,430円)、「Dessert -デザート-」(300ml/1,100円)

MIZUBASHO Artist Seriesでは、プロジェクトに賛同するアーティストが描いた「尾瀬に咲く水芭蕉の花」が商品のラベルデザインに反映されている。今回も第1弾に引き続き、俳優の片岡鶴太郎氏が担当した。

食前酒「Floral Sparkling -フローラルスパークリング-」(360ml/1,320円)、食中酒「Still -スティル-」(720ml/1,430円)、食後酒「Dessert -デザート-」(300ml/1,100円)をラインナップ。

同商品をはじめとしたSDGsへの取り組みを発信する女性インフルエンサーとして、第2期「水芭蕉公認ミューズ」の公募も3月8日から開始される。