フジテレビは7日、4月改編説明会を行い、日曜21時台に編成する新バラエティ番組『呼び出し先生タナカ』について説明した。
アンガールズ・田中卓志のGP帯初MC番組『呼び出し先生タナカ』(4月24日スタート、毎週日曜21:00~ ※初回は19:00~3時間SP)は、様々なゲストが生徒として呼び出されて学校にまつわる“一斉テスト”に挑戦し、その解答をタナカ先生(田中)にイジり倒されるという内容。
総合演出の日置祐貴氏は「まだ収録してないので、どんな番組になるか分かりませんが、日曜日に家族で笑える、キッズやティーンが明日も学校に行きたいと思えるような番組を目指したいなと思います」とした上で、「田中さんが全精力をこの番組に注ぐとおっしゃっていたので、とにかく楽しみだなと思っております。初めてゴールデンでMCをやるということで、まず勝手が分からないので、10時間でも12時間でもいいので、とにかく長回し(収録)をして面白いところだけ使ってくれとおっしゃっていたので、とにかく長回しをしていこうと思います。ずっと『キモい』などと言われていたタナカ先生が、人生を生き抜く方法を教えてくれるようなバラエティになったらいいなと思っております」と意気込みを語る。
ゴールデンタイムのレギュラーバラエティ番組は、特番でトライアルしたり、深夜から昇格するのが通例だが、この番組はそうした実績がない中でスタート。その狙いを聞くと、中村百合子編成部長は「トライアルはしておりませんけど、“見えています”ということでしょうか。もう企画が面白い。骨格が明確で、番組の顔つきがはっきりしているということが、企画書・制作スタッフから伝わってきますし、田中さんからもMCとしての並々ならぬ強い熱量を感じていますので、こういった熱量がエネルギーとしてある番組は、トライアルをしてなくてもしっかり日曜9時の激戦区で戦っていけると強く自信を持って送り出していけると思っております」強調した。
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