JR東海のサイト内「各駅の時刻表」にて、ダイヤ改正後の時刻が公開された。中央本線中津川~名古屋間では、新型車両315系で運転予定の列車を「☆」印で示しており、名古屋駅発着の上下各43本が315系に。その他、早朝の神領発中津川行も315系で運転される。
315系は最新技術を導入し、安全性・安定性のさらなる向上など実現した新形式の在来線通勤型電車。3月5日から中央本線中津川~名古屋間で営業運転を開始した。同区間では、3月12日のダイヤ改正後、快速・普通列車を8両編成に統一。2023年度中に同区間の車両を315系に統一する予定(特急列車等は除く)であることも発表されている。
ダイヤ改正後の中央本線では、名古屋駅発着で運転される快速・普通列車のうち、全体の約3割にあたる上下各43本を新型車両315系で運転する予定。平日・土休日ともに、名古屋行の列車43本のうち12本が快速、31本が普通、名古屋発の列車43本のうち14本が快速、29本が普通とされている。
名古屋発の列車に関して、平日は神領行1本・高蔵寺11本・多治見行12本・瑞浪行5本・中津川行13本に加え、高蔵寺駅から愛知環状鉄道へ直通し、瀬戸口駅まで運転される列車も1本(名古屋駅19時1分発・瀬戸口駅19時50分着)設定された。土休日は神領行1本・高蔵寺行13本・多治見行12本・瑞浪行4本・中津川行13本を運転予定としている。
名古屋駅発着の列車に加え、神領駅を5時44分に発車する中津川方面の普通列車も315系で運転予定。この列車は現在、神領発松本行として運転されているが、ダイヤ改正で神領発中津川行に変更され、中津川駅で松本行へ乗換えとなる。なお、JR東海「各駅の時刻表」で「☆」印を付けた列車以外にも315系で運転する場合があるとのこと。