いまSNSを中心にブームになっている単語当てゲーム「Wordle」。1日1回新しいお題が出題されるとあって、日付が変わるたびにプレイ結果がSNSに投稿されるのは、もはやお馴染みの光景だ。
そんなWordleはシンプルでハマりやすいゲーム性が受けてか、派生バージョンが続々と登場している。文字数などのルールをアレンジしたクローンはもちろん、見た目こそWordleと酷似していながらまったく別のゲーム性を持ったバリエーションまで、把握しきれないほどの派生バージョンが、ネットを賑わせている。
前回は、こうした派生バージョンのうち初期に登場したゲームを5個紹介したが、今回はそれ以降に登場したものを中心に、さらに10個もの「Wordle」派生ゲームを紹介する。
Sweardle
「Sweardle」は、本家Wordleよりも1文字少ない、4文字版のWordleクローン。文字数が減るのに合わせて、試行回数もふたつ少ない4回に制限されているほか、正解に含まれないと判明した文字は二度と使えないルールがあり、それだけ難易度が向上している。
Wordle2
「Wordle2」本家Wordleよりも1文字多い、6文字版のWordleクローン。ルールはまったく同一で、試行回数も最大6回と変わらないが、お題が12時間単位で更新されるため1日2回のプレイが可能となっている。ゲーム名の末尾に「2」とついているのはそのことに由来するようだ。
Mathle
「Mathle」は、計算式を当てるゲーム。演算記号は「+」「-」だけ、等号の右側は必ず3桁になるなど条件は限定されているものの、計算式は必ず成立していなくてはならず、また正解に含まれないことが判明した数字は二度と使えないという制限もあり難易度は高い。
Nerdle
「Nerdle」は、こちらもやはり計算式を当てるゲーム。四則演算すべてに対応し、それらを繰り返し使えるほか、等号の位置も可変するなど自由度が高いが、正解に含まれない文字も繰り返し試せるため、前述のMathleに比べると正解にたどり着く確率はそれなりに高い。
Reversle
「Reversle」は、Wordleでの正解に当たる英単語が表示されたのち、そこに至るまでの誤答を推理するゲーム。誤答と言っても黄色のマス・緑のマスなどの条件は合致していなくてはいけないため、難易度はオリジナルのWordleよりはるかに高い。最終スコアはクリアまでの秒数。
Passwordle
「Passwordle」は、12桁のパスワードを当てるゲーム。英数字に加えて記号が含まれることから選択肢の幅は広く、並び替えだけでも一苦労。ランダムな文字列でも入力は受け付けられるが、すべての文字を試そうとすると、それだけで試行回数の上限を超えてしまうのが難しい。
Mahjong Handle
「Mahjong Handle」は、役が揃った状態にある麻雀牌の手牌を当てるゲーム。牌の並び順は萬子→筒子→索子→字牌と決まっているので、抜けがある手牌を探しつつ、最終的に役が揃うように牌を並べるという、一般的な麻雀ゲームとはまったく異なる思考が要求される。
SWordle
「SWordle」は、「スター・ウォーズ」シリーズの用語にフォーカスして作られた単語当てゲーム。同作品を彷彿とさせるタイトルロゴや配色が特徴で、通常のアルファベットに加えて、同作品内で用いられる言語であるオーラベッシュ文字で表示するモードも備えている。
Worldle
「Worldle」は、表示される国のシルエットを見て国の名前を当てるゲーム。フォーマットこそWordleを模しているものの、実際には単なる国名当てのクイズであり、国名の綴りもサジェストされるため、一発での正解も可能。不正解時はヒントとして正解の国との距離が表示される。
Letterle
「Letterle」は、アルファベット26文字の中から正解となる1文字を当てるゲーム。考察要素はまったくなく、Wordleのフォーマットを利用した単なる運試しゲームだが、Wordleに行き詰まった時に頭をからっぽにしてプレイするには最適。まずは13文字以内のクリアを目指したい。