グラフィック社の書籍『国鉄車両関係色見本帳+車両色図鑑』を3月8日に発売される。国鉄時代の車両塗色は細かく規定され、同時に色のガイドラインとなる見本帳も作られていたという。同書は最終版となった1983(昭和58)年の見本帳を印刷で再現した。
本の前半部分を1ページ1色・全56色の色見本とし、色の名称や各色のおもな用途を掲載。イラスト制作などに活用できるように、マンセル値とRGB値も載せた。色見本ページの右上にあるミシン目から切り取って束ね、携帯用の見本帳にすることもできる。
後半部分は車両写真から引き出し線を付け、車両のどの部分にどの色が指定されていたかがひと目でわかる「車両色図鑑」を掲載。ジョイフルトレインからヘッドマークまで、何色を使っていたか詳細にわかるようにした。A5判変形、208ページ。価格は2,750円。書店やネット書店で取り扱う。