タイで使われている「タイ文字」。日本でもタイ料理の店などで見かける文字ですが、よーく見るとある鳥が潜んでいるようで……。

タイ在住ブロガーで日本語教師の「プカちゃん」さん(@phukachan100)が投稿した「タイ語のイラスト」が話題になっています。これはかわいい!

タイ語の文字にはたくさんの文鳥が隠れてる。この他にもまだまだある。初めてタイに来た時、文ちゃんいっぱいおるwwタイ語かわいすぎるwwと興奮した。文鳥好きにはたまらん言語。(@phukachan100より引用)

  • (@phukachan100より引用)

タイ文字ですが、良く見ると文鳥が……さらに抱卵していたり、換羽真っ只中だったり、巣からはみ出していたり、様々な文鳥が続々。こんなにバリエーションがあるんですね!

この投稿に、「おぉー!! すごい発想です! かわいい!!w」「面白い覚え方」「そう言われたら文鳥に思えてきた……かわいい……」とコメントが続々。しかし「全部可愛いけど勉強側としては混乱するw」「文鳥のせいでタイ語挫折した……」と混乱した経験のある方も。

そして、日本だけでなくタイの方からもコメントが。リプライ欄や引用リツイートには「Awwww kawaiiii」「Nice create! かわいい」と様々な声が寄せられています。

しかしこの文鳥シリーズ、本当はどんな意味なのでしょうか? 投稿者のプカちゃんさんにお話を伺いました。

『ก』なんて読む? 投稿者に聞いてみた

――文鳥のように見えるタイ語、実際はどんな意味なのでしょうか?

ただの文鳥『ก』の意味は『にわとり』です。抱卵してぬくぬくしている文鳥『ถ』の意味は『袋』です。下がギザギザして、換羽している文鳥『ฏ』は『槍』、巣からはみ出している文鳥『ญ』の意味は『女性』です。

――『ก』は本当に鳥という意味なんですね! それぞれ読み方も教えてもらえますか?

発音は、『ก(にわとり)』は"ゴーガイ"、『ถ(袋)』は"トートゥン"、『ฏ(槍)』は"トーパタック"、『ญ(女性)』は"ヨーイン"と読みます。

――一見ちょっと似ている文字ですが、意味も発音も異なるのですね。今回のイラストを投稿されたきっかけはありますか?

ある日タイ語を勉強している方のツイッターを見た時、そういえば私も文字の違いがなかなか覚えられなくて苦労したなぁ……大好きな文鳥に当てはめて覚えたっけ……と昔のことを思い出し、あの時私が頭の中で描いていた覚え方をイラストで描いてみよう! と思い立ったのが投稿のきっかけです。

――タイの方からも多くの反響が寄せられていますね。

タイの方から反響がいただけるとは思っていなかったのでびっくりしました! 日本人はアイディアが素晴らしいねとか、私はタイ人だけど、こんなこと思ったことなかった! とか、かわいい、などコメントしてくれてとても嬉しかったです。なぜかお礼をい言ってくれたタイ人が多く、タイの方が喜んでくれたことに幸せを感じました。そして、同じく文鳥好きの日本の方々と繋がれたのもうれしかったです。タイ文字のかわいさが少しでも伝わっていたらいいなと感じます


コメントには、「私もタイ文字の可愛さに惹かれた人間なのでなんかわかる。ちなみに友人と意気投合したのが……ช←オタ芸(ロマンス)やってるやん」といった声も。文鳥以外にも、探したら様々なタイ文字が見つかりそうです。

タイ料理の店に行った時、『ก』を見かけたら「文鳥!!」と思い出しそうな、タイ文字がだんだん気になってくるツイートのご紹介でした。