グローバルボーイズグループ・JO1初のドキュメンタリー映画「JO1 THE MOVIE『未完成』-Go to the TOP-」の完成記念プレミア試写会が4日、都内で行われ、メンバー11人が出席した。適応障害と診断され昨年10月より活動を休止し、2月14日に活動再開を報告した金城碧海にとって、復帰後初イベントとなった。

  • JO1

最初に、金城を除く10人が登場。一人ひとり自己紹介を行った後、リーダーの與那城奨が「僕たちが完成形に近づくために欠かせないメンバーがいますので、呼んでみようと思います」と切り出し、全員で「碧海!」と金城を呼び込んだ。

金城はメンバーとハイタッチをしながら登場し、センターで華麗にターンをしてから自分のポジションへ。「ただいま~! 皆さんお待たせしました」と笑顔でファンに挨拶し、「めっちゃ緊張しています。久しぶりに皆さんの前に出られて、ここにいられるのもJAM(JO1のファン)の皆さんのおかげだし、メンバーのおかげだと思っています。まだまだ未完成ですけど完成形に近づけるように頑張っていきたいと思っていますので、これからも応援よろしくお願いします」と呼びかけると温かい拍手が起こった。

金城の復帰に、JO1のメンバーも笑顔。川尻蓮は「JO1が完成に近づくためには、JAMの皆さんのためにも、碧海は必要不可欠な存在」と述べ、「おかえり!」と声をかけると、金城は「ただいま!」と返した。

大平祥生は「11人そろったらJO1だなってなりますね。お客さんを見ていると碧海が戻ってきてくれて安心している表情とかたくさん見られるので、本当に碧海が頑張ってくれてよかったなと思います。これからもっとみんなで頑張りたいと思います」と話し、木全翔也も「みんなの目がパ~ッてなっていたので僕もうれしいです」と喜んだ。

MCの青木源太アナが「我こそは、俺が碧海くんを待っていたよと自信がある人?」と尋ねると、佐藤景瑚が真っ先に手を挙げ、「ずっと待っていました。『See You!』が大好きなので。あれがないと締まらない」と語った。

2019年にオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』で“国民プロデューサー”と呼ばれる視聴者の投票で選ばれた11人(豆原一成、川尻蓮、川西拓実、大平祥生、鶴房汐恩、白岩瑠姫、佐藤景瑚、木全翔也、河野純喜、金城碧海、與那城奨)で結成されたJO1。2020年3月4日にシングル「PROTOSTAR」でデビューした。

3月11日より公開される本作は、デビューからの怒涛の2年間に密着したJO1初の映画作品。世界の頂点を目指す彼らの、デビュー初期から2021年の念願の初・有観客ライブまでの様子を余すことなく映し出している。