eスポーツを活用した教育や人材育成を支援する国際団体「北米教育eスポーツ連盟 日本本部(通称:NASEF JAPAN/ナセフ ジャパン)」は、高校生たちのプレイ環境をサポートする目的で開催していたeスポーツ大会「NASEF JAPAN MAJOR」を、“学び×競技”が一体化した“eスポーツ大会2.0”となる「NASEF JAPAN MAJOR」として一新する。

また、2022年3月4日より『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』を用いた「NASEF JAPAN MAJOR League of Legends Tournament Spring 2022 (略称:NASEF JAPAN MAJOR LoL 2022)」のエントリー募集を開始(https://nasef.jp/japan-major/)した。ブロック予選が2022年4月16日より行われる。

大会に参加できるのは、日本全国の高校生、定時制高校生、高等専門学校生(3年生まで)、通信制高等学校生で、文部科学省が定める大学入学資格の条件に該当する学校に所属していることが条件だ。同一の学校、もしくは同一県内にあるほかの学校に通う高校生5人一組で参加する。他県の学校の生徒とチームを組むことはできない。

大会を通じて人材育成も図るプログラム、「Beyond the Game Program(ビヨンド・ザ・ゲーム・プログラム)」を新たに開発・導入。従来の「eスポーツ大会」では成し得なかった、eスポーツに親しむ高校生の可能性を最大限に引き出す新たな大会の場を目指す。

「Beyond the Game Program」では、予選大会までの約1カ月“自己認識・規律” “仲間への思いやり・共感”など、「Social Emotional Learning(社会的感情学習)」を基盤とした、2つのレッスンを受講可能。プログラムは、北米のNASEFも推進している「Social Emotional Learning(社会的感情学習)」を採用する。困難に立ち向かうための心構えや仲間を尊重しチーム力を高める「スポーツマンシップレッスン」と、上位レベルで戦うための戦略やテクニックを学べる「スキルアップレッスン」といった、2種類のレッスンから構成される。

プログラムは大会前だけでなく、大会後にも実施。学びを実践できたか振り返り、より学習の理解度を高める取り組みを行うという。レッスンはすべて無料で、オンライン開講。受講人数には限りがある。

さらに、春大会のゲームタイトルとなる『League of Legends』や『PUBG』のタイトルで活動する、プロゲーミングチーム「Rascal Jester」が高校生の学びを応援するために特別参戦。「Beyond the Game Program」で、プロならではの目線でトレーニング方法やテクニックを伝授するだけでなく、大会終了後、優勝校限定で特別に交流戦を実施する。

そのほか詳細は公式サイトを参照。