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【この記事のエキスパート】
フォームソティックス認定メディカルアドバイザー:大竹 佐依

フォームソティックス認定メディカルアドバイザー:大竹 佐依

フォームソティックス認定メディカルアドバイザー (インソール処方)の資格を持つ、インソールの専門家。2014年より、総合病院で回復期リハビリ業務に従事。インソール処方や、靴の選定を行い、下肢障害の予防に努めている。


ビジネスシューズが大きくてサイズ調整をしたい方、蒸れが気になる方はインソール(中敷き)を活用しましょう。この記事では、革靴向けインソールの選び方をご紹介。さらに、ニューバランス・リーガルなどの人気ブランドやつま先に詰める用などのおすすめ商品も厳選しました。

革靴用インソールの役割とは

革靴用インソールは、一般的なインソールよりも薄型で、中敷きが取り外せない靴や、つま先が細い靴などにも対応できるように作られているのが特徴です。また、つま先部分のみをサポートするような形状になっているものも多く、つま先に負担がかかりやすいビジネスシューズの快適性をサポートしてくれます。

このほか、革靴用インソールには、かかと部分のみをサポートするタイプもあります。ただし、このタイプは両面テープなどで靴の中でのズレを抑える必要があり、ひと手間必要になるかもしれません。

革靴にインソールを使うメリットは?

革靴用インソールは、革靴ならではの負担を感じにくくする効果が期待できます。一般的に革靴は、スニーカーなどにくらべ歩きにくいため、長時間履いていると、かかとや足先が痛くなってしまうことも少なくありません。

ソールが固く平らな靴底の革靴でも、革靴用インソールを使えば、衝撃を吸収しやすく、足に負担がかかりにくくなります。特に、革靴で長い距離を歩いたり、動き回ったりすることが多い方は、革靴用インソールのメリットを実感しやすいでしょう。

革靴用インソールの選び方

革靴用インソールを選ぶときのポイントは次の通りです。

【1】目的やタイプで選ぶ
【2】滑り止めやズレにくいものを選ぶ
【3】革靴に合ったサイズ・形状から選ぶ
【4】つま先用のハーフインソールも便利
【5】色味やデザイン性もチェック

ひとつひとつチェックしていきましょう。

【1】機能性でタイプを選ぶ

解決したい悩みや目的をハッキリさせておけば、どのインソールを選べばよいかがわかってきます。たとえば、営業の仕事でたくさん歩く方は、歩きやすさをサポートしてくれるインソールがおすすめです。また、蒸れやニオイを解決したいなら、消臭・防湿に優れたインソールがおすすめです。

アーチサポートタイプ:土踏まずを支えて歩きやすく

アーチサポートタイプは、ビジネスシューズを長時間履いている人や、仕事終わりに足の疲れを感じやすい方におすすめです。足裏の土踏まずの部分にフィットするよう、アーチサポートをする形状になっているので、足裏への負担を軽減できるでしょう。

また、足の裏が靴にしっかりフィットしやすいので、歩くときの重心移動もサポートしてくれます。少し体をねじったり、かがんだりといった体勢を取るときでも、負担のかかり方に違いを感じるでしょう。

土踏まずがあまりない、いわゆる偏平足と呼ばれるタイプの足にもおすすめです。

衝撃吸収タイプ:長時間歩行の負担を軽減

革靴は衝撃を吸収しにくいため、長い距離や歩きにくい道をたくさん歩くと、足が痛くなってしまうことが多いもの。革靴を履いているときに足への負担を感じにくい、衝撃緩和タイプがおすすめです。

衝撃吸収タイプは、ウレタンやジェルなどを使用したものが多く、ある程度の厚みがあります。特に、歩行時の加重移動によって負担がかかりやすいかかと、つま先、指の付け根などへのサポートが期待できるでしょう。

ただし、クッション性があるものほど、インソールは厚くなるため、衝撃を吸収効果が高いインソールは、履いたときに靴が窮屈になることも。インソールを使って履いたときのフィット感と合わせて選ぶ必要があります。

消臭・防湿タイプ:汗臭から解放!

革靴は通気性に優れているとは言い難いため、夏場に限らず、靴の中が蒸れる・ニオイが気になるという方も多いかもしれません。通気性の優れたメッシュ素材のインソールや、吸湿性を高めたインソールを使えば、革靴内の蒸れを抑えてくれます。

また、ニオイの原因となる雑菌の対策をしたいときは、防臭タイプや抗菌タイプのインソールがおすすめです。革靴は天日干しなども難しいため、菌が繁殖しやすいですが、防臭・抗菌タイプのインソールを使って菌の繁殖を抑制できれば、ある程度のニオイ対策が期待できるでしょう。

【2】ズレにくくフィット感があるものを選ぶ

出典:Amazon

歩く道や歩き方にも左右されますが、歩いているうちに靴の中でインソールがズレることもありますよね。こうなると、インソールのメリットが活かされないばかりか、逆に不快感や負担が増えてしまうかもしれません。

そこで、フィット感のあるインソールを選ぶことが重要。ズレにくいよう滑り止めがついているものがおすすめです。

また、足を包み込む形状のものや、表面がツルツルしていない素材のインソールも、ズレにくくて快適です。

「ズレにくい=足の負担が少ない」と言えるので、この点もしっかりチェックしてみましょう。

【3】カットできると便利! 革靴に合ったサイズ・形状を選ぶ

出典:Amazon

自分が履いている革靴にフィットするインソールを選ぶのも大切なポイントです。履いている革靴よりも小さすぎる・大きすぎるインソールだと、衝撃を吸収したり、負担のかかる部分をサポートしたりといった効果も薄くなってしまい、インソール本来のメリットが無くなってしまいます。

単に靴に入ればOKというわけではありません。靴を履いたときに、自分の足とインソールがフィットするかどうかもチェックしてみてください。具体的には、クッションの位置や足裏のアーチがしっくりくるかどうかがポイントです。

また、インソールの中には、つま先部分をハサミでカットできるものもあります。少し大きめのものを買って、カットしながらサイズ調整をする方法もよいでしょう。

【4】つま先用・かかと用のハーフインソールも便利

出典:楽天市場

インソールには、足裏全体をカバーする「フルレングスインソール」と、つま先用やかかと用の「ハーフインソール」があります。

フルレングスインソールが一般的ですが、つま先部分のフィット感がいまいちだったりフルレングスインソールだとかかとだけパカパカ浮いてしまうという方は、ハーフインソールも検討してみてください。

前だけに入れるつま先用ハーフインソールなら脱いだ時に見えないので、ソールを入れていることを気にする方にもおすすめです。

【5】色味やデザイン性もチェック!

出典:Amazon

革靴用インソールを選ぶときは、目的や機能性に加えて、色味やデザイン性も重要です。ビジネスでは、飲み会でお店の座敷に上がる、お宅にお邪魔するなど、革靴を脱ぐシーンもありますよね。そんなときチラリと見えるインソールが、与える印象を左右するかもしれません。

ビジネスで使うなら、革靴の色になじむ「黒」や「茶色」、「ベージュ」のインソールがおすすめです。スニーカーやスポーツシューズ向けのインソールは機能性が高くても、蛍光色を使ったものが少なくありません。ビジネスで使う革靴なら、落ち着いた印象を与える色のインソールがおすすめです。

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)