Twitterの翻訳機能とは? 設定方法は?
Twitterには、Google翻訳のエンジンを使った翻訳機能が備わっています。外国語のツイートを日本語(自分の使用言語)に翻訳する場合は、Twitterの言語設定を変更する必要はありません。スマホ向けのTwitterアプリでもブラウザ版のTwittterでも標準設定のまま翻訳機能を利用できます。
外国語のツイートを日本語に翻訳する方法
Twitterの翻訳機能は、翻訳したいツイートをタップして、ツイート個別のページを開くことで利用できます。一つひとつのツイートを開いて翻訳する仕組みとなっているため、タイムライン上で翻訳したり、複数のツイートをまとめて翻訳することはできません。
プロフィール文も翻訳できる
Twitterアカウントのプロフィール文(自己紹介文)が外国語で書かれていた場合は、その下に「プロフィールを翻訳」というリンクが表示されます。ただし筆者の検証では、Androidはこの機能に非対応でした(iPhoneとパソコンでは有効)。
Twitter DMは翻訳機能に非対応
残念ながら外国語のDM(ダイレクトメッセージ)を日本語に翻訳することはできません。DM文をコピーして、「Google翻訳」にペーストするなど、別のツールを利用しましょう。
日本語のツイートを外国語に翻訳する方法
結論を先に述べると、Twitter上で母国語のツイートを外国語に翻訳する方法は実用的ではありません。「Google翻訳」など別のツールを使うほうが、はるかに手っ取り早くて便利です。
以下、おすすめできる方法ではありませんが、日本語(自分の使用言語)のツイートを外国語に翻訳する方法を説明します。Twitterの言語設定を変更する必要が生じますが、Twitterアプリでは変更できないので、ブラウザ版のTwitterで作業します。
まず、WebブラウザでTwitterにログインして、自分のアイコン画像から(PCでは左カラムの「もっと見る」から)Twitterのメニューを開きます。続いて、「設定とプライバシー」→「アクセシビリティ、表示、言語」→「言語」→「表示言語」と進んで、翻訳したい言語を選択します。
このように日本語のツイートを外国語に翻訳することは可能ですが、操作インタフェースが外国語に切り替わったまま使うか、言語設定を日本語に再変更する手間がかかります。繰り返しますが、別の翻訳アプリなどを使うほうが実用的です。
自分が投稿するツイート文は翻訳できない
言語設定を外国語に変更しても、新規ツイート作成画面に「翻訳」ボタンは現れません。自分のツイートを外国語で投稿したいときは、自力で翻訳するか、別の翻訳ツールを利用しましょう。
まとめ
Twitterの翻訳機能は、気になる外国語のツイートを見つけたとき、手数をかけずに母国語でその内容を理解できるのが便利です。Google翻訳のエンジンを使っているため、英語だけでなく、ウクライナ語やロシア語も含め、さまざまな言語に対応しています(Google翻訳は100以上の言語に対応)。現在は、自分のツイート文を翻訳してから投稿することはできませんが、将来的に可能になると嬉しいですね。