八芳園は4月1日、企業が抱えるオンライン配信の課題をワンストップで解決することをめざすオンライン配信スタジオ「KOUTEN」を、八芳園本館5階にオープンする。
同社では、ブライダル事業・イベントプロデュース事業によって培われたノウハウを生かし、コロナ禍においていち早くオンラインを用いたサービスの導入・コンテンツの開発に取り組んできた。現在、同社が有する14の会場と、400年以上の歴史と約1万坪の広さを誇る日本庭園を含め、八芳園のすべての場所においてオンライン配信サービスの実施が可能となっている。
今はさまざまな企業がオンライン配信を使った企業PRや、オンラインを駆使した新たな交流の場の創出などを行い、急速にオンライン化が進んでいる。しかし、「配信方法がわからない」「配信の質に問題がある」など、数々の課題を抱える企業も少なくないとのこと。
そこで同社では、企業が抱えるオンライン配信の課題を解決し、設備手配や内容構成、当日の配信やアーカイブ作成まで、ワンストップでトータルプロデュースする、"HAPPO-EN オンラインイベントプロデュースチーム"を発足した。4月1日には、プロ仕様の設備、専用のネットワーク回線を用意したオンライン配信スタジオ「KOUTEN」をオープンする。
「KOUTEN」利用により、オンライン配信、バーチャルセット合成、音源収録、テロップや帯装飾、映像の企画・構成や撮影・編集などが可能となる。すべて、経験豊富な"HAPPO-EN オンラインイベントプロデュースチーム"が、相談から設備準備、内容構成や当日の配信、アーカイブの作成などまで、ワンストップでトータルプロデュース。音質や画質、資料の見やすさなど、視聴者の満足度を上げる高クオリティの配信をサポートする。
オンライン配信において、不安点として多くあげられるのが、ネットワーク回線の安定性だが、「KOUTEN」では専用のネットワーク回線を用意。万が一に備えて、別のバックアップ回線も整備している。
トータルプロデュースであらゆる課題や要望をクリアしていくと、高額になってしまうことを心配する声も少なくない。「KOUTEN」の料金設定は、スタジオ+控室利用料、すべての機材、配信スタッフ、事前打ち合わせのすべてが含まれた明確なものとした(基本料金:1時間税別4万円)。ケータリングサービス・キャスティングサービスも別途料金で追加可能だ。
スタジオは、和を基調としたシンプルで落ち着いた作りの「A-Studio」、明るく非日常感を表現した、大きな棚が印象的な「B-Studio」、すべての設備を取り払ったシンプル空間の「C-Studio」といった3つを完備した。