テレビ朝日系ドラマ『鹿楓堂よついろ日和』(第8話は5日24:10~)がこのたびクランクアップを迎え、キャストらがコメントを寄せた。

  • 左から佐伯大地、大西流星、小瀧望、葉山奨之、藤井流星、白洲迅=テレビ朝日提供

和風喫茶「鹿楓堂」の店主でお茶担当のスイ(小瀧望/ジャニーズWEST)、料理担当・ときたか(葉山奨之)、スイーツ担当・椿(大西流星/なにわ男子)、珈琲担当・ぐれ(佐伯大地)ら4人のスペシャリストとお客さんたちの心温まる交流を描く同作。

クランクアップの日、鹿楓堂の4人と、スイの双子の兄・東極八京役の藤井流星、八京の友人でパティシエの角崎英介役の白洲迅が勢ぞろいするシーンの撮影が終わると、スタッフから「これでオールアップです!」との声が。Yuki Saito監督からそれぞれのイメージに合わせた色の花束を受け取ったキャストらは、2カ月間を一丸となって駆け抜けた作品への思いを語った。

「引っ張ってくれたのんちゃん(小瀧)に感謝!」(葉山)、「幸せいっぱいな現場でした。本当に皆さんのことが大好きです!」(大西)、「ここにいるみんなのおかげで、2カ月間本当に幸せでした!」(佐伯)、「こういう現場に巡り合えることってなかなかない、本当に幸せで楽しい現場でした」(白洲)、「和気あいあいな現場で、さすが(小瀧)望やな、すごいなと思いました」(藤井)と、それぞれが名残惜しそうに最後のあいさつをする中、主演・小瀧の番に。

深々とおじぎをした小瀧は、白を基調にした花束を受け取り監督とハグ。「2年ぶりのドラマだったので、実はめちゃくちゃ不安もあってポジティブな気持ちだけじゃなかったんです……。でも、支えてくださるスタッフの皆さまや、ここにいる一緒に頑張ってきた仲間とこの日を迎えられて本当にうれしい」と話し始めると、思わず涙が。目頭を押さえながら涙を堪えるも「ちょっとヤバイな……」と照れ笑いし、声を詰まらせながら「できない自分に猛烈にイライラしたり、皆さんに甘え過ぎたこともあると思いますけど、今日差し入れた肉寿司弁当で大目に見てもらえたらうれしいです(笑)」と笑いを誘った。ウルウルしながら見守っていたキャストやスタッフも思わず爆笑。笑顔の締めくくりとなった。

■小瀧望(スイ/東極京水 役)

このオールアップの日をみんなと迎えられて本当に幸せです。僕個人としては、2年ぶりのドラマだったので、実はめちゃくちゃ不安もあってポジティブな気持ちだけじゃなかったんです……。でも、支えてくださるスタッフの皆さまや、ここにいる一緒に頑張って来た仲間とこの日を迎えられて本当にうれしく思います。できない自分に猛烈にイライラしたり、皆さんに甘え過ぎたこともあると思いますけど、今日差し入れた肉寿司弁当で大目に見てもらえたらうれしいです(笑)。この2カ月間、現場に来るのが本当に楽しみでした。僕が言ったセリフにもありましたけど、「笑顔になれて、癒やされて、気持ちが豊かになった」そんな現場だったなと思います。改めまして、本当にありがとうございました!

■葉山奨之(ときたか/永江ときたか 役)

ときたかを演じることができて本当に楽しかったですし、このメンバー、そしてスタッフの皆さんとご一緒できてうれしかったです。最初はこんなに仲良くなれるとは思っていませんでしたが、ワンチームでやることができて、心から楽しんで参加させて頂きました。なにより、のんちゃんが引っ張ってくれたので、のんちゃんに感謝ですね。キャスト、スタッフの皆さん……大好きです!

■大西流星(椿/中尾椿 役)

2カ月間、皆さんにめちゃくちゃお世話になりました。はじめはまだ中尾椿くんという役をしっかりつかみきれていなかったんですけど、監督さんやプロデューサーの皆さんをはじめ、いろんな方と一緒に日にちを重ねるごとに椿くんを濃く描くことができたと思いますし、自分も成長できた現場で、本当に感謝しています。おいしいもんをいっぱい食べてちょっと太りましたし(笑)、ちょっと期間が空いた時には「また帰ってきたいな」って思える幸せいっぱいな現場でした。本当に皆さんのことが大好きです!

■佐伯大地(ぐれ/グレゴーリオ・ヴァレンティノ 役)

実は僕、ここ1~2年、仕事に関していろいろな悩みを抱えて過ごしてきたんです……。でも、ここにいるみんなのおかげで、2カ月間本当に幸せでした! ありがとうございました!

■白洲迅(角崎英介 役)

角崎は本当にわけのわからん男だったんですけど(笑)、プロデューサー陣、3人の監督さん、そしてキャストの皆さんに引き出してもらった角崎だったなと思います。こういう現場に巡り合えることってなかなかない、本当に幸せで楽しい現場でした。

■藤井流星(東極八京 役)

(小瀧)望に聞いていたとおり、和気あいあいとした現場で「さすが望やな、すごいな」と思いました。ただ、僕と角崎が現場に入った最初の頃はピリッとしたシーンが多かったので、あまりそれを感じられなかったんです(笑)。でも後半、こうやって和気あいあいな現場に参加できてすごく楽しかったです。