2022年1月から放送が始まった「鎌倉殿の13人」。三谷幸喜氏が贈る予測不能エンターテインメントとして注目されていますが、このドラマがきっかけで生まれた親子の会話が「漫才みたいで秀逸すぎる」と反響を呼んでいます。そんな、投稿者の藤原さん(@fj_wr_)と小学5年生の息子さんとの会話がこちら。
息子「アレ見ないの? なんだっけ、鎌倉殿の300人みたいなやつ。」
私「287人ほど多いな」(@fj_wr_より引用)
一見、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に関する何気ない会話のようですが、あれ、人数が違う……!?
この漫才のようなボケとツッコミに対し、リプライや引用リツイートで以下のようなコメントが寄せられ大いに盛り上がりました。
「もし300人だったら」という妄想
「足利の軍勢10万を切り通しで300人が食い止めたみたいな逸話になっていそう」
「参議院議員より多いw」
映画「300 <スリーハンドレッド>」では、という声
「平家かと思ったらペルシャ軍だった」
「スパルタ殿の300人だなw」
「鎌倉時代より1700年前くらい前の、お話しとごっちゃになってて好き」
2007年公開の映画「300 <スリーハンドレッド>」は、スパルタの兵士300人がペルシアの巨大軍と戦う姿を描いたアクション作品。息子さんの「鎌倉殿の300人みたいなやつ」というボケで、この映画を思い出した人も多かったようです。
適当に返す息子さんへの共感
「息子さんの思考がわかりすぎて困る(私も適当に覚えてなんか適当なものを入れることがある)」
「コント見てみたい」「それを難なく打ち返すお母様もお見事です」と、息子さんのボケだけでなく、投稿者さんのキレのあるツッコミにも注目が集まりました。
小学5年生の息子さんは隙あらばボケてくるそうで、ある日にはこんな会話も。
息子「アレは見終わったの? 急所を突け! みたいなの」
私「そんなとこ突いたら死んじゃうだろ」(@fj_wr_より引用)
今年12月まで放送されていたNHK大河ドラマ「青天を衝け」に掛けたボケ、こちらも1万件の「いいね」を獲得するほどの反響で、「正解は【トップをねらえ!】です?」「蒼天の拳と混ざってらっしゃる?」など、あれやこれやと想像を呼び起こしたようです。
このツイートをした藤原さんに、普段の息子さんの様子などをうかがいました。
「287人ほど多いな」投稿者に聞いてみた
――藤原さんの返しも秀逸ですが、息子さんは普段から会話にボケを入れてくることが多いのでしょうか。
はい、息子は普段から冗談を言うのが好きな子です。 小学校の先生からはこんな風に言われたこともありました。
小学校の2者面談、息子も小5だしそろそろ難しい問題とかを突きつけられるかもしれない…家では見せない学校だけで出してる姿とかがあるかもしれないし…と少しドキドキして出向いたけど、「学校では常に友達と漫才をしています」とのことで特に心配はいらなかった。
— 藤原 (@fj_wr_) July 27, 2021
――ツイートには多くの人から反響が寄せられましたね。
「それはスパルタだ」というリプライがあり、「私と息子の会話を書いただけだが、そんなにも親として厳しい態度だっただろうか??」と解釈に困っていました。しだいに映画のネタのことを想起してる方がいると気づいて「な~んだ」となりました(笑)
どうやら、ボケが大好きな息子さんは学校でも漫才をやってムードメーカーとして活躍している模様。こんな息子さんがいたら毎日が楽しくなるのはもちろん、ツッコミのスキルも磨かれそうですね。
息子「アレ見ないの?なんだっけ、鎌倉殿の300人みたいなやつ。」
— 藤原 (@fj_wr_) February 21, 2022
私「287人ほど多いな」
息子「アレは見終わったの?急所を突け!みたいなの」
— 藤原 (@fj_wr_) February 21, 2022
私「そんなとこ突いたら死んじゃうだろ」