auは3月3日、京セラ製スマートフォン「GRANTINA KYV48」「TORQUE 5G KYG01」の2機種にソフトウェアアップデートの配信を開始した。また、モバイルルーター「Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01」「Speed Wi-Fi HOME 5G L12 NAR02」にも、2.5GHz帯を利用することで5Gサービスエリアを拡大するアップデートの配信がはじまっている。
GRANTINA KYV48/TORQUE 5G KYG01
「GRANTINA KYV48」「TORQUE 5G KYG01」のアップデートではAndroidセキュリティパッチを適用し、セキュリティパッチレベルが2022年2月になる。セキュリティアップデートの詳細は「Androidセキュリティ速報 - 2022年2月」を参照のこと。
また、「TORQUE 5G」については、スリープモードで電源ボタンを押しても画面が点灯しない場合がある事象も改善されるほか、製品をより快適に利用するための改善も含まれる。
「GRANTINA KYV48」のアップデートファイルサイズは約30MBで、更新時間は約25分。アップデート後のソフトウェアバージョンは、ビルド番号「3.030RE」となる。対象のOSバージョンはAndroid 11で、Android 10環境で利用している場合は本アップデートの適用前にAndroid 11へのOSアップデートが必要。
「TORQUE 5G」のアップデートファイルサイズは約170MBで、更新時間は約10分。アップデート後のソフトウェアバージョンは、ビルド番号「1.090VE」となる。対象のOSバージョンはAndroid 11。
Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01/Speed Wi-Fi HOME 5G L12 NAR02
データ通信端末「Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01」「Speed Wi-Fi HOME 5G L12 NAR02」のアップデートは、5Gサービスエリア拡大(2.5GHz帯を利用した5Gサービス)への対応。 このほか、製品をより快適に利用するための改善も含まれる。アップデートファイルサイズは「Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01」が約67MB、「Speed Wi-Fi HOME 5G L12 NAR02」が約55MB。更新時間は約5分。
「Speed Wi-Fi 5G X11 NAR01」のアップデート方法は、ホーム画面から「クイックメニュー」→「ファームウェア更新」選択し、更新確認のメッセージが表示されたら「はい」を選択すればダウンロード・アップデートが行われる。更新後のファームウェアバージョンは「2.1.0」となる。
「Speed Wi-Fi HOME 5G L12 NAR02」のアップデートは、本体の正面のUpdateランプが消灯しているときに本体背面のUpdateボタンを約5秒間長押しして行える。すでに最新のファームウェアを利用している場合は、Updateランプが緑に点滅するので、アップデートの必要はない。更新後のファームウェアバージョンは「2.0.0」となる。