相模鉄道と横浜高島屋は、2023年度に入学する児童向けに、「相模鉄道デザインランドセル」を販売すると発表した。今回は、過去に2回販売した12000系と、2021年に運行開始した21000系をデザインしたランドセル2種類を販売する。
2019年から販売している「相模鉄道デザインランドセル」は、相鉄車両のモチーフを取り入れた製品として人気があり、販売の要望も多く寄せられていた。今回販売する「相模鉄道デザインランドセル 12000系」「相模鉄道デザインランドセル 21000系」は、どちらも横浜をイメージした濃紺色の「ヨコハマネイビーブルー」で全体をカラーリング。かぶせの表の反射びょうと刺しゅうに、車両の特徴的なライトをデザインした。
かぶせの裏には車両の設計図をプリントしたほか、ファスナーの引き手を吊り革のデザインにするなど、「随所にこだわって制作した」という。ネーム窓に入れて利用できるように、自宅から学校までのきっぷを模した硬券も用意。ランドセル側面に型押しする車両番号は、12000系が「12003」、21000系が「21101」となっている。
重さは約1,210g、サイズはA4フラットファイル対応。おもな素材は人工皮革。価格は各7万4,800円で、12000系40本、21000系60本の数量限定で販売する。横浜高島屋で注文を受け付けることになっており、3月19~25日は店頭のみで受け付け、3月26日以降は電話での予約にも応じるとのこと。